中川運河船だまり 商業施設が6月開業へ

1月30日、中川運河の船だまり(ささしまライブの名古屋高速より南の部分)開発を主導する名古屋ステーション開発は、名称と開業日を決定しました。それによると名称は「NAKAGAWA CANAL DOORS」で、開業日は6月18日となります。

中川運河の玄関口でもあるこの場所を、新しいコミュニティの場と位置づけ、交流拠点や水辺空間に育てていきたいという思いから、 中川運河と扉(DOOR)を組み合わせた施設名称となっています。

また出店店舗のラインナップも出てきました。加えて併設されるスポーツ施設の詳細も。順に紹介していきます。前回の工事状況はこちらから。

ささしま再開発進む 船だまり周辺ホテルも

引用名古屋ステーション開発 プレスリリース(PDFファイル、以下の資料も同様)

こちらが全体のパースです。右の商業、ホテル棟は曲線を描く屋根が特徴的です。やわらかい白い屋根のイメージが初期のパース通り再現されています。設計が進むにつれて簡素化されるケースもよくありますが、ここは最初のデザインがほぼ維持されているようでよかったです。

高架下の左はコミュニティ施設です。エイトデザインの本社機能が入ります。同社は建築デザインやコンサルティングを行っている会社です。名鉄都市開発のグループ会社です。

配置図です。①がホテル、②が店舗で、これらはキャナルルーフと呼ばれる大屋根でつながっています。③と④がコミュニティ施設で高速道路の下に建設されます。ここにも小さな屋根が設置され、大屋根のあるホテル棟と同じコンテクストの施設として一体感を演出します。

⑤はビーチバレーのコートです。⑥はピックルボールのコートです。あまり知りませんでしたがピックルボールとはテニス・バドミントン・卓球の要素を融合したラケットスポーツです。これらスポーツを起点に人が集い、地域のにぎわいと活性化を目指します。

ホテルの客室イメージです。運営するのは株式会社ホロニックで「セトレ」というブランドになります。舞子、姫路、長崎、琵琶湖などに出店している小型ホテルで、地域とのつながりを大切にするのをコンセプトに掲げています。

部屋は全部で24室です。比較的小規模ですが、これは妥当な設定だと思います。アクセスが微妙なこの地で巨大ホテルは難しく、それより普通のビジネスホテルなどとは一風変わった路線で小規模展開し、泊まってみたくなるホテルをつくる今回の取り組みはとてもいいと思います。

他にも店舗としてベーカリー・カフェ「PAUL」や、炭火焼イタリアンのレストラン「CANALIA」も出店予定。地域の賑わいが増える素敵な飲食店舗となる予定です。

開業当日はセレモニーを開催予定です。詳細は別途お知らせされる予定です。ささしまライブの新しい施設としてはだいぶ久しぶりなのでこの地がまた注目されるといいなと思います。

やはり都会には水や緑が必要です。名古屋はそういう点は少し弱かったのでここの完成はとても楽しみです。ささしまライブの賑わいが広がっていくことに期待したいです。

JR東海系の名古屋ステーション開発、名鉄系のエイトデザインが一体となってこの施設をつくっているのもポイントです。地元鉄道系企業が結集して、名古屋の魅力を盛り上げる取り組みがこれからも進むといいですね。

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