名鉄知立駅高架化工事の状況 2025.12

名鉄名古屋本線知立駅の周辺では高架化事業が行われています。知立駅は名古屋本線の特急停車駅であり、三河線の海線・山線の結束点にもなっている重要な駅です。しかし駅自体は高架になっておらず、市街地の分断や渋滞が大きな問題になっていました。

対象となるのは名古屋本線が知立駅を含めた約1.5km、山線が約2km、海線が約1.5kmの区間です。他の高架化と比べて大規模な工事となります。2023年3月に名古屋本線の下りが高架移行しました。

名鉄本線知立駅高架化工事の状況 2025.4

前回から8か月ぶりの取材です。

まずは駅の中の様子です。仮囲いが設置されて工事が進んでいます。ここの上に三河線が乗っかるため関連の工事中です。

下を見下ろした様子です。左が使用中のホーム。1面1線で暫定利用中ですが島式の2線ホームとなります。

そして右が名古屋方面のホーム。だいぶ形になってきましたね穴が開いている部分はエスカレーターや階段などになります。

外から見るともう要塞のようです。全国でも屈指の要塞駅になります。変形して動き出しそうなロボットにも見えます。

こちらは三河線海線側です。左側の高架が仕上がってきています。あとは現行の線を飛び越える部分はいつ施工になるでしょうか。

こちらは三河線山線側です。一気に進んできました。前は橋脚の鉄筋を組んでいるような状況でしたがかなり進捗しました。

最後は知立駅前の様子です。右奥に分譲マンションが完成しました。まだまだ未利用地が多いので今後の変化に期待です。

最も大きい西新地地区再開発にも注目が集まりますが、ここまで激しい建設費高騰を考えると予断を許しません。なんとか完成してほしいと願うばかりです。

なお完成は2028年の予定でしたが、工事の進捗が遅れて2031年の予定となりました。完成が楽しみです。

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