4月1日、中部国際空港セントレアの代替滑走路が正式に着工しました。2月17日、開港20周年となる記念の日に国から着工許可、22日には記念の式典が行われていました。
セントレアは長らく1本の滑走路でやってきましたが、メンテナンスなどが問題になっていました。今回代替滑走路が整備されると、発着能力の向上の他、緊急時の冗長性が向上し、完全24時間運用が可能になります。
前回から4か月ぶりの取材です。

ズームしてみると重機が並んで見えます。以前よりも数が増えて工事が進捗しているようです。
空港会社から出ている工事概要によると、来年春にかけて工事範囲がスカイデッキに近い部分まで広がる模様です。

誘導路が工事中なので、着陸した飛行機は手前で折り返してスポットに戻ります。写っているのはキャセイパシフィックのA330-300です。オーストラリアへ行ったときに使いました。午後の数少ない大型機です。

国際線スポットの様子です。午後は小型機中心ですが、いろとりどりの飛行機が駐機していました。
最近中国との政治的関係が悪化していますね。セントレアとしては中国便より欧米便により力を入れてほしいです。政治的にどうこうではなく、そもそも国際空港なのだから長距離便の充実がより重要だと思います。
完成は2028年3月を予定しています。代替滑走路の整備によるセントレアのさらなる飛躍を期待したいですね。