8月8日、名鉄レジャック跡地に暫定施設「Meieki Parklet」が整備されました。レジャックは名鉄再開発のため先行で解体され、まだ新ビルの本体着工まで時間があるため、土地の有効利用として完成したものです。
大きな特徴は2つあります。1つは、人々が気軽に立ち寄れる休憩場所として、エリア内にベンチやテーブルを整備。行き交う人々が思い思いに過ごせる、心地よい歩行空間を創出し、訪れる人を優しく迎える形になっています。最大3台のキッチンカーを並べることができ、賑わい創出に貢献します。
もう1つは飲食フェスや音楽ライブ等、多彩な催しが開催できるほか、企業PRやマルシェイベントも開催できるスペースの整備です。ゆっくりできる場所が少ない名駅に、日常から特別な日まで、幅広い使い方ができる空間が誕生しました。
現地の様子です。この日はキッチンカーが3台出店していました。手前にはベンチが整備されています。歩道との境界には何もなく、気軽に入ることができます。
敷地面積としてはパークレットが約700m2、イベントスペースが約770m2などとなっています。また主な設備として、自動開閉シェード、CO2フリー電気なども使用でき、環境配慮も大切にされているようです。
このように屋根が設置されているところもあり、直射日光から逃れるために一息つくこともできます。とはいえ真夏は暑すぎて近くの商業施設に入った方がいいでしょう。
8月29日~31日はオープニングイベントとして、キッチンカーグルメが集結する「名古屋めしまつり」も開催されるようです。少しでも賑わい創出につながればと思います。
最初は舗装工事が進んでいたので全部駐車場かと思っていましたが、少しでもこのような空間ができたのはよかったです。全面アスファルトよりは多少暑さもましになるでしょう。
どうも名古屋で暫定施設というとその後の計画が決まらず、暫定がずっと続くイメージがあります。まあここは計画も進んでいるようですし、さすがに大丈夫とは思いますが。
何気に名鉄百貨店の閉店まではあと半年です。このスペースは2026年度までの限定となります。おそらく百貨店閉鎖後もしばらくは使えますが、解体工事が本格化するとヤードに使うなどするため閉鎖されるのでしょう。今後の進捗を楽しみにしたいと思います。