先日、ジブリパークに行ってきました。今回からそのジブリパークの内部を全6回にわたって徹底レポートしていきます。既に開業から2年経ってしまいましたがようやく行けたのでレポートです。
ジブリパークは愛・地球博の跡地できた自然共存型テーマパークで、全5エリアが存在します。1期は青春の丘、ジブリの大倉庫、どんどこ山の3エリア、2期はもののけの里、魔女の谷です。今回は青春の丘エリアをお伝えします。
青春の丘は、耳をすませばや猫の恩返しなどをモチーフとしたエリアです。駅から最も近いエリアです。駅を降りてまっすぐ歩いていくとあります。
こちらはエレベーター塔です。ラピュタやハウルい代表される19世紀末の空想科学的な世界観をもとにしたデザインとなっています。
駅側と大芝生広場側はレベルが異なるためこのエレベーターが主動線となって移動することになります。まずは多くの人がこのエレベーターを利用することでジブリパークの世界観へ引き入れます。エレベーターは日立製でした。
エレベーターは2基なので混雑しているときは横の坂道を歩いてもいいかもしれません。とはいえせっかくだからこのエレベーターで行きたいという人も多いでしょうね。
ここからは有料エリア、次は耳をすませばに出てくる「地球屋」です。作中で主人公の月島雫が偶然たどり着いた、アンティークや時計の販売や修理を行っている店です。とても完成度が高いです。
高低差をうまく使って建設されています。写真の反対側から入ることができます。テラスからは大芝生広場を中心に公演を見渡せます。(要プレミアム券)
階段を上がってエリアに向かいます。こちらは途中見つけたトイレです。トイレ一つとっても凝っていますね。
ロータリー広場には「京玉バス」のバス停があります。行き先は猫の国です。深夜帯のみ発着しており、時間は22分で統一されたパターンダイヤとなっています。
横には郵便ポストもあります。実際にここから郵便物を出すことができるようです。消印が特殊なものになります。
こちらは猫の事務所です。すべて猫サイズです。建物の基礎から木材を組んで仕上げるところまで、本物の建築物と同じようなつくりになっています。
ジブリが好きな人は当たり前かもしれませんが、猫の恩返しは耳をすませばのスピンオフ作品です。月島雫が作中で書いていた小説を膨らませた物語です。
内部の様子です。家具や小物がしっかり作り込まれています。こういった作り込みがジブリパークの魅力の一つかと思います。
地球屋の下は洞窟状の通路があります。ごつごつした壁のところどころに輝く宝石(のような照明)が埋め込まれています。照明は明滅を繰り返し、不思議な雰囲気になります。
作中にも月島雫が夢を見るときにこの洞窟が出てきます。映画の不思議な世界観を味わってみてください。
青春の丘は以上です。物量はそれほど多くありませんが、地球屋を細かく見ようとするとエリア全体で最低でも1時間くらいはかかるイメージです。
ジブリパークのエントランスとも言える場所にあり、ジブリ世界の青春へいざなうこのエリア。ぜひ楽しんでいただければと思います。