S2計画の建設状況 2024.11

栄トリッドスクエアは芸術文化センター南の街区で始動している再開発計画です。2020年、事業者のノリタケ・鹿島・第一生命は3社で一体建て替えに合意。その後しばらく動きはありませんでしたが、2022年に入って解体が本格化、建築計画の概要も出るなど、新ビル建設に向けて動きが活発化してきました。

新ビルは19階・99.9mです。延床は4万程度。オフィスビル単体としてはなかなか大きい規模です。2023年6月ごろ着工したので、タイトルも改め、シリーズ化していきます。

S2計画の建設状況 2024.7

前回から4か月ぶりの様子です。

ついにタワークレーンが登場し鉄骨を組み始めています。今後取材頻度を月1とします。

クレーンは南北の2基体制となっています。このサイズのクレーンが複数建つとやはり大型開発の始まりという感じがしていいですね。

特徴的なのはコーナー部です。曲線を描いているのが特徴的です。

壁面のラインがかつてのビルに比べるとだいぶ北になっています。集約一体化により余剰の土地が生まれるので広場として活用されます。

北側から見た様子です。隣の建物と比較して階高がかなり大きいです。3階以上になるともう少し階高は低めになると思われます。

ここは中日ビルや栄広場、明治安田生命などのように地下直結ではないので雨の日は傘をさす必要があります。

芸文から見た様子です。左側の柱が多めになっているところがコア部でエレベーターやトイレなどの設備が来ます。それ以外の部分がオフィス空間です。

鉄骨は伸び始めると早いです。今年中に5階くらいまで完成し、来年夏には最高部に到達していると思われます。

栄広場に隠れがちですが、栄トリッドスクエアは栄の発展に欠かせない重要な大規模計画です。完成は2026年3月予定です。楽しみですね。

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