堂々たる外観が完成 ナゴヤキャッスル

名城公園の西側で建設が進むナゴヤキャッスル。ホテルを所有する興和は2025年に向けて建て替える計画を進めています。

ホテルは興和の独自ブランド「エスパシオ」を関する予定で、スイートを中心とした最高級路線を目指していきます。名古屋市の高級ホテル立地補助の認定も受けています。

ナゴヤキャッスル 上質な客室と石垣

前回から4か月ぶりの取材です。

外観が見えてきました。堂々たる存在感です。あとは内装と外構周りが多少残っているだけでほぼ完成形です。

城郭風、でも下品ではなく存在感のある建物になりました。最初のパースは緑の屋根が目立っていたのもあり景観破壊という意見も少し見られましたが、デザインが修正され、城郭の雰囲気を出しつつも高級ホテルとしての風格もある素晴らしい建物になりました。

仮囲いが撤去されてAバリだけになり、中が見えるようになりました。外構周りの工事が多少残っています。こちらはバックヤード側ですが植栽も施されています。

名古屋城側です。宴会場などのスペースが設けられます。左の開口は何用かわかりませんが本物の城の門にありそうな風格があります。

石垣もチープさはなく本物感があります。改めて素晴らしいホテルが出来上がったと思いました。

開業時期はまだ明らかではありません。ホテルは運営の準備などが結構必要なので来年後半くらいかもしれませんね。

さてこの日は名古屋まつりで名古屋城が無料開放されていたので行ってきました。

名古屋城の敷地内に事務所を発見。これはエスパシオではなく名古屋城木造復元関連の建屋のようでした。ホテルと同じく竹中工務店が担っているようです。前はエレベーターをつけるかつけないかとかで揉めていましたが、石垣などそのほかにもいろいろ問題があることが発覚し今は膠着状態です。この事務所はちゃんと稼働しているんでしょうかね。

最後はエスパシオの全景です。このアングルは初めてではないでしょうか。屋上庭園のような空間も確認できますね。素晴らしいホテルになること間違いなしでしょう。

名古屋の高級ホテル業界にも影響を与えるのは間違いありません。ヒルトンやマリオット、TIADなどのホテルには脅威となるでしょう。そのあたりも含め完成が楽しみです。

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