市民会館建て替え 延床3.7万で2035年開館

金山の市民会館の概要がわかってきました。先日の日刊建設工業新聞によると、延床面積は3.5万平米の規模になるとのことです。第1ホール(約2200席)や第2ホール(約1500席)、スタジオ、練習室、会議室、にぎわい・交流スペースなどを備えます。

スケジュールとしては、2025~26年度に公募資料を作成。26~27年度に事業者を公募・選定します。そして28年度から設計、工事を進め、35年度の開館を想定します。先日アスナルも32年着手という記事を載せましたが、この2035年前後というのは金山再整備のひとつの節目になりそうですね。

アスナル市民会館再整備 完了は2035年頃?

アスナルについてはこちら。

そして今回パースも示されました。市民会館建て替えでパースが示されるのは初めてではないでしょうか。順に見ていきましょう。

引用日刊建設工業新聞記事

こちらがそのパースです。なかなかおしゃれだと思います。手前の公園と連動していてまちに開かれた建物となっています。とはいえまだイメージ程度なので今後設計が進んでいって変わる可能性の方が高いくらいだと思います。

奥の少し高くなっている部分も気になります。劇場や諸施設が重要的に配置されるのでしょうかね。一番高い部分は40mくらいありそうです。

初めてのパースとあってツイッターでもかなり反響がありました。外観もさることながら音響設備をしっかりしてもらいたいという声も多かったです。

現在の金山です。金山総合ビルは解体されて広場になるので今は少ししか見えていない市民会館がよく見えるようになります。そのためデザインは重要です。

アスナル金山エリアの想定規模は約9000平米で、第3ホール(900席)が入る予定です。これがアスナル跡地のビルに組み込まれることになります。

事業費は580億円のようです。解体費も含むとはいえちょっと高く感じます。それだけ最近の物価上昇がすさまじいということでしょうかね。

まあケチってしょぼいものになるよりはいいので、完成に向けてしっかりと進めてもらいたいところです。

個人的にはパースが出たことで再開発への実感が高まってきたように感じます。まだまだ先は長いですが、金山の躍進のために立派な施設になってほしいと思います。

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