アネックス跡地は60m級オフィスビルに

アネックスの跡地利用が判明しました。それによると13階建て60m級のオフィスビルになるそうです。詳細を見ていきましょう。

アネックス解体進む 半分くらいの高さに

前回の様子です。

説明不要ですが、アネックスには東急ハンズが入っていましたが老朽化と売り上げ不振のため閉店。その後しばらく動きがありませんでしたが、間に挟まるように建っている桜錦ビルとの一体開発が決まっていました。そして今回ようやく詳細がわかりました。

まずは現在の様子から。建物の解体が8割ほど進み、ほとんど躯体がなくなった部分もあります。ずいぶん空が広くなってきた印象です。

建築計画の概要です。用途は事務所、店舗、駐車場となっています。オフィス主体のビルとなってよかったです。店舗はどれくらいものが入るでしょうか。この規模感のビルだとコンビニが1店舗だけでもおかしくないですが、立地的にもう少し花が添えられるだろうと思っています。

延床は2.4万平米です。イメージとしては伏見のりそな銀行の跡地と同じくらいになりそうです。これで13階60m級ビルは名駅、伏見、久屋大通、高岳の4か所同時進行となります。

工事着手は10月となっています。規模と構造を考えれば、順調にいって2026年末から2027年初めごろ開業になるかと思います。

驚いたのは建築主が三菱地所なことです。てっきり三交不動産かと思っていました。以前同社は中日ビル、栄広場、教育館跡地などを手掛け、栄に投資しようとする姿勢が明確と書きましたが、まさかここにも入ってくるとは。とてもうれしいことです。

施工者は未定。解体が大成建設なのでそのまま同社でしょうか。設計に矢作建設が入っているためJVかもしれません。

しっかりと跡地利用が決まってよかったです。桜錦ビルとの一体開発ですし、オフィス主体のビルとなるとのことで、個人的には高評価です。(欲を言えばアーバンネットネクスタくらいいけるかなと思っていましたが)

大通の角地として久屋大通公園とも連携できるハイクオリティなビルになればと思います。デザインにも期待です。

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