第2三交ビル完成 ワンランク上のクオリティ

国際センター付近で建設中の2つの中型ビルについて定期的にレポートしていました。前回名駅5丁目PJ(フロンティア名駅)の完成をお伝えしましたが、今回はついに三交ビルの方が完成。その様子をお伝えします。全体的にワンランク上の仕上がりと感じました。

フロンティア名駅完成 三交ビルもまもなく竣工

前回から4か月ぶりの取材です。

敷地南側の様子です。外構の最終整備をしてバリケードを撤去すれば完成の様相です。公開空地がかなり広くとられていて好印象ですね。

南西から見た様子です。西面はルーバーがついています。日射負荷が多い西面は縦のルーバーをつけるというセオリー通りの建築です。

さて特筆すべきは3層吹き抜けのアトリウムです。ビル利用者が自由に使える開放的な空間です。おしゃれなストリートファニチャーも敷地内外にあります。

大型ビルになるほど共用空間が広かったり、植栽やベンチなど周辺への配慮が多くなる印象ですが、延床2万クラスのビルではそのような配慮はそれほど多くないイメージです。しかしこの三交ビルは非常に配慮が行きわたっており、総じてワンランク上のクオリティに感じました。一本中に入った建物ですが、このようなビルができてとても良いと思いました。

最後は少し離れて見た様子です。ミッドランドの裏にはシンフォニー、クロスコート、ウインク、桜通豊田ビルなど高層建物がかなりありますが、大名古屋ビルの裏はほぼないので、この第2三交ビルはかなり目立ちます。右に見えるのは第1三交ビルです。

これで長らくお伝えしてきた2つのビルのレポートは終了です。どちらもクオリティの高いビルに仕上がっていると思います。完成おめでとうございます。

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