2月22日。豊橋市の都市計画審議会は、豊橋広小路一丁目北地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定を承認しました。それによると低層部に店舗が入った23階建てタワーマンションになるとのことです。完成は2029年度の予定です。
豊橋は駅前の24階建ての大型再開発emCAMPUSがほぼ完成、西口でも20階建てマンションができるなど、高層化が進んでいます。
立地は豊橋駅東口徒歩1分と至便です。駅を降りると高層マンションが視界に大きく入ってくることになります。
パースを載せていきます。とはいっても公開されているのは1枚だけで、全体パースはありません。
こちらは敷地角の様子と思われます。大きな屋根と広場が設けられるようで、商店街の賑わい創出に一役買いそうです。
再開発ビルは1~2階に店舗、3~5階にオフィス、6階以上に住宅を設ける計画となります。店舗やオフィス部分は階高が高いため、全体で90m近くなると予想されます。
敷地面積は0.7ha、建築面積は5400平米です。容積率は650%と550%となっており、50%は再開発計画のために割り増しされたもののようです。豊橋で容積率の加算を行った高度利用地区の指定は初めてです。
ちなみに街区は一体開発ではなく、北側の数棟の建物は不参加となっています。豊橋市の都市計画審議会の議事録を読むと、既存の建物が新しいことや現在の住居から移転したくないなどの理由から、現在の区画になっているようです。
事業協力者は三井不動産レジデンシャルが参入しています。マンションは豊田市の駅前再開発に続くパークタワーになるでしょうか。意外にも名古屋にパークタワーがないので進出してほしいですが・・・
現地写真を追加しています。アーケードの中はそこそこの人通りがあります。が、大賑わいというほどではありません。新しいビル低層部の商業施設はこの商店街のエントランスとしての役割を果たすことになるので期待がかかります。
豊橋では大型再開発emCAMPUSがそろそろ完成するので、次なる計画が期待されていたところでした。広小路一丁目北地区再開発が楽しみですね。
コメント
豊橋駅周辺は色々進んでいて面白いですね。この地区の南側でも再開発の検討が進んでいるので、30年代にかけて駅前が結構変わって行きそうです。