本山に60m超の極細ビル建設へ

1か月ぶりに寒波が入ってきましたね。名古屋でも雪が降りました。さすがに冬といった感じです。ただ全体的には暖冬傾向のようで今日あたりから気温が上がり始めます。今後も高温傾向が続きそうです。

本山に60m超の極細ビルが建つことがわかりました。本山と言えば駅周辺の一部を除けば比較的高級な住宅街が広がっており、高層ビルが少ないので、かなり目立つビルになりそうです。

建設地はここ。地下鉄の3番出口を内包したビルです。ホームメイトの手前に看板がおいてあります。間取りや家賃の情報かと思ったら建築計画の概要でした。

その名も「天空の聖地」です。高さは64m。これは第2三交ビルやりそな銀行跡地などの最近の主要なオフィスビルよりも高いです。驚くべきは建築面積でなんと250平米、延床面積に至っては2000平米以下しかありません。そのため市内最細級のビルになると思われます。

用途は共同住宅、事務所、学習塾、店舗などとなっているので、おおむね現在の機能がそのまま引き継がれそうです。14階で60m超ですから階高を考えれば住宅メインはありえません。事務所ビルが主体のビルになりそうです。

着工は3月15日となっています。普通は新築工事の日にちを書くので、それまでに建物を全部壊すのでしょうか。この規模なら1か月半くらいあればなんとか撤去できるかもしれません。完成は来年くらいでしょうか。

本山の交差点を少し引いて見ます。奥に池下のタワマンが見えています。今回対象となるのは左の茶色っぽいビルです。ここに64mなのでめちゃめちゃ高く感じそうです。

おまけです。星ヶ丘ボウルが昨年末53年の歴史に幕を下ろしました。老朽化のため解体されると思われますが、跡地利用は未定です。星ヶ丘テラスに隣接した好立地なのでどうなるか気になりますね。

本山で突如動き出した極細ビル計画。デザインも含めて今後の動きに注目したいと思います。

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コメント

  1. 常盤 より:

    本山から南に向かう四谷通りは「名古屋の原宿」などと言われた時期がありました。もう数十年も前の話となり最近は少し寂れたイメージがあります。地下鉄名城線が開通して本山-名大間を歩く学生が激減したし、バスに乗り換える人も殆どいなくなったのでその影響は大きいと思います。
    しかし今でも交差点付近を歩く人は大勢いるし、より洗練された街並みになると良いなと思います。今回紹介されたのっぽビルの他でも、そろそろ服部本山ビルあたり改築があってもいい頃ですし、ついでに隣の東山公園駅の東山ビルも。ともに築50年をゆうに超えているので期待したいですね。