解体進む栄町ビル 周辺雑居ビルはほぼ姿消す

栄町ビルの解体が進んでいます。シートに覆われ解体が徐々に進んできています。その様子をレポートしていきます。

ご存じの通り、興和は丸栄とその北側の街区で一体開発を目指しています。一時期は広小路通を挟んだツインタワー構想もありました。しかし地権者の合意ができず難航。老朽化した丸栄はいったん解体し、跡地に暫定施設をつくることにしました。

そして栄町ビルも少し前に閉鎖。しばらく動きがありませんでしたが、昨年末から外周部に仮囲いと足場が登場しました。解体に向けて動けた工事が順次進んでいます。

栄町ビル解体進行中 タワークレーンも登場

前回の様子取材です。

現在の様子です。前回と比べて明らかに高さが低くなってきています。解体工事が順調のようです。だいたいこういうのは中から解体しているので、見た目の高さよりもっと解体は進んでいそうです。

工事は清水建設が行っています。期間は2024年9月まで。だいぶかかりますね。

北側から見てみます。右側の解体中が国際ホテルです。奥はニューサカエビルです。国際ホテルよりは一回り新しいビルですが半世紀選手、このまま使い続けるのには無理があります。

左は別の雑居ビルです。

離れてみた様子です。クレーンのあるのが栄町ビルです。左に解体が進んで見えているのはフジスタイルビルという雑居ビルで、カラオケ店などが入っていました。しかし街区一体開発のため解体が進行中。テナントは隣の街区の興和が建てたビルに移りました。

左奥がニューサカエビル。国際ホテルよりは新しいですが年季が入っていることが見て取れます。

丸栄再開発について方針が明らかになったのはなんと6年前でした。そのときの記事が以下です。(それ以前にも断片的に情報は出てきていましたが)

丸栄は来年6月閉館へ 再開発完了は2027年

かなりの長期戦になっていますが、なんとかいい方向に行ってほしいと願うばかりです。

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コメント

  1. TenTem より:

    上からも見てみたいですよねグーグルマップの航空写真が更新されたら食い入るように見るのですがね。
    或いは、中日新聞社のヘリの空撮とか。
    まあ、特定の建物にフォーカスして撮るためには各種調整が必要でないと思いますが。

  2. みい より:

    上から見たら栄地区の停滞が露わになるんじゃないですかね
    興和の再開発地区、明治屋跡地(ダイテック所有?)、東急イン跡地、太平洋、サウナフジ付近の廃ビル、
    暫定施設のマルエイガレリア、教育館地区など栄中央地区だけでも高度な活用されてない土地のオンパレード!
    今年はワクワクする案件が出てくると良いですね

  3. より:

    証券屋が本当に邪魔
    潰れろや