2026年アジア大会に向けて建て替えられる瑞穂スタジアムの建設が始まりました。その様子をお伝えします。
現在のスタジアムは1941年に完成したもので、それを改修したり座席を増設したりしてこれまで運用してきました。しかし流石に戦前の建物ということで老朽化が著しく、アジア大会の節目となる2026年に建て替えられることになりました。
新しいスタジアムは座席数3.5万の2層構造です。中央部にサッカーコート、その周りを陸上トラックが取り囲む、サッカー陸上兼用競技場となります。一昨年3月には竹中工務店の案に決定したとのことで、パースも発表されています。
前回から4か月半ぶりの取材です。
クレーンが林立しています。大きな敷地にかなりの数のクレーンが稼働していて大型工事であることを実感できます。
よく見ると奥に躯体鉄骨が建ち上がっているのが見えます。
敷地北側では北側のグラウンドとスタジアムを結ぶ橋が閉鎖されて工事中です。スタジアムの工事に合わせて美しく生まれ変わります。
左に見えるタワークレーン2基はウェリス瑞穂公園というマンションの建設工事です。約100戸でこの辺りでは比較的大きいです。
中をのぞくと鉄骨がよりはっきり見えます。徐々にカーブしているのもわかるかと思います。円形のスタジアムの外形がつかみ取れます。
こちらはかつてあった歩道橋の南側の敷地。スタジアムから伸びてくるペデストリアンデッキが道を挟んでこのあたりまでつながってきます。
写真が少し前なので紅葉しています。とはいえ最近は温暖化の影響か紅葉は12月という印象ですね(標高が少し高いところはまだ11月ですが)
アジア大会まで3年後を切ってきました。杭州アジア大会は9月23日〜10月8日で開催され、愛知・名古屋に向けた引継ぎ式などが行われました。まだそれほど機運が高まってきた感じはありませんが、今後が楽しみですね。
コメント
ラグビー場の方も、回収じゃなく建て替えてあげて欲しい。先日、トヨタヴェルブリッツの開幕戦を初めて見に行ったのですが、トップレベルの選手を招聘するチームのホームとは思えない悲しさでした。
座席はテレビでよく映るバックスタンドだけでも新国立競技場や広島のピースウイングみたいに座席の色をカラフル(モザイク模様)にして「空席が目立ちにくい」ようにして欲しい。
その効果は東京オリンピックでもわかるように馬鹿にできず、サッカーだけでなく陸上にとってもメリットがある。
というかそもそも完成予想図の座席の色などがどうなってるのか?という情報が行政や今回の改修の公式サイトにすら掲載されてないのはいかがなものか?と思う