千種区役所建て替えの解体状況 2023.12

千種区役所は、老朽化のためビルを閉鎖し、現地で建て替えに入りました。この間仮庁舎に機能移転し営業中です。

新ビルは20階建てで、低層部に区役所機能や交流の場としてのアトリウム、11階より上はUR賃貸住宅となる予定です。

千種区役所建て替え詳細判明 2027年完成へ

前回からなんと2年ぶりの取材です。

現在の様子です。ついに仮囲いが登場し解体の準備が始まりました。10月に行われた住民説明会の資料によると解体に1年程度を要し、来年末から基礎工事、その後躯体工事に入り、2028年末に完成し、2029年に開庁となる予定です。当初2027年完成予定とされていたので少し遅れているようです。

なお付近道路で電柱共同溝工事も行われるとのことで、少しの区間ですが無電柱化も進みます。

区役所は多数の人が利用するためか仮庁舎の案内が多言語で表示されていました。移転先は東山公園のところです。

建築計画の概要はまだ掲示されていませんでした。そろそろ出ると思うので要チェックです。

建物西面の様子です。この斜めの構造物は何だろうと思っていましたが、たぶん室外機の撤去跡ですね。

施工は戸田建設が担当することになっています。同社は病院や公共建築に強い準大手ゼネコン。最近の名古屋だとあまり実績ないですが柳ケ瀬グラッスル35は同社施工です。

建て替えが動き始めた千種区役所。特に新ビルのアトリウムなどは楽しみです。区民に親しまれる建物になるといいですね。開庁は2029年の予定です。

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