栄南でいろいろな動きが出てきています。高級ホテルのTIADは開業間近。大須寄りのタワーマンションはクレーンが登場し、躯体構築の準備が始まっています。
一方でナディアパークのロフトが閉館するというニュースも入ってきました。今回はその栄南の状況をお伝えします。
前回から3か月ぶりの取材です。
まずは松坂屋の向かいで建設されたTIADです。シートが完全に外されました。内装もほとんど終わっていると思います。これから夏の開業に向けてスタッフの訓練が始まるのでしょうね。
TIADに関しては少し前にマリオットと提携してオートグラフコレクションのブランドになることが明らかになっています。オートグラフはマリオットの中では上級ブランドに位置付けられ、創業者の情熱や心のこもったデザインや個性などの独自性を持ったハイクラスホテルのコレクションです。格としては名古屋駅のマリオットより上、というか暫定で市内最高のランクになります。
これは朗報ですね。最初は高級ホテルとはいえ知名度の低い葬儀屋の宿泊施設だと思っていましたが、オートグラフ加盟となれば一気に知名度も上がります。マリオットとしても近年はコートヤード開業などもありますし、名古屋エリアに攻勢をかけてきているのかもしれません。
低層部の様子です。最終整備が続いています。少し残念なのは建物入口から10m以内に地下鉄出入り口があるのに接続しなかったことです。とはいえこのクラスの高級ホテルに宿泊する人は高級車などで乗り付けるため問題ないという感じなのでしょうかね。
ということで長らく続いたTIADの建設レポートはこれで最終にしたいと思います。
次は少し北で野村不動産が建設していた18階建てマンションです。こちらもシートが外されて見た目完成しました。割といい見た目に仕上がったと思います。マンションにありがちな野暮ったさがなく色合いも相まって上品です。
ということでこちらも建設レポートは終了です。TIADと並んで久屋大通沿いの景観がアップデートされていきますね。
さらに野村不動産は大須寄りで23階建てタワーマンションを建設中。こちらも攻勢をかけてきています。高さ77mなのでこのあたりは頭一つ抜けます。
施工者は三井住友建設です。最近の名古屋の再開発ではあまり見かけませんが準大手ゼネコンです。虎ノ門ヒルズの240m級マンションも施工しています。
いろいろ新施設の完成で明るい話題が多いですが、気になる情報も。先日ナディアパークのロフトが6月30日で閉店するというニュースが流れました。大型店で採算性に難があったらしいです。27年の歴史に幕を閉じることになります。
ナディアパークは微妙に駅から離れており、集客が難しいのだと思います。特にコロナを経てからはより深刻になっていると考えられます。跡地には何が入るのでしょうか。ジュンク堂書店もなくなってしまいましたし、立て直しは簡単ではないのかもしれません。
少し影を落とす話題もありますが、松坂屋の再開発も控えていることですし、今後栄南の界隈が再び盛り上がっていくといいですね。
コメント
ナディアパークは、エレベーターの速度がなんか異常に遅くて、
地下駐車場に止めてエレベーター乗るのがたるくて、
それでよほどのことがないと行く気がしなかった思い出が。
ソフマップを追い出してからは一度もナディアパークには行ってないな
見るのも嫌だ
コロナ禍前は結構ナディアパークもその周辺の路面店も結構人多かった印象ですが、コロナ禍で全く人が居なくなって今でも回復できてない感じですね。この前ハンガー買おうと思ってロフトに平日仕事帰りに行ったら全く人が居なくてびっくりでしたよ。クリアーレの店員さんもいつも暇そうですし(アウトドアブランドを集めたリニューアルをしたのですが、今はファッションワンに完全に持っていかれてますよね)
郊外に大型店が多数できたとかゲートタワーモール等で栄ミナミも廃れてきてしまってますね。松坂屋南館に移転したハンズもガラガラですし。
なんとなく、矢場公園隣にあったユニクロが撤退してからあの辺り歩く人も減った気がします。
TIAD プラウドタワー栄パークアリーナについては、いつまで律儀に百尺の高さ制限守ってるんだって思ってた久屋大通沿いの建物が高層化されて緑✕高層ビルの対比が都会的になってきました。両方とも結構長い間空き地やコインパーキングで程度利用されてましたし。コインパーキングって景観的にも良くないですからよかったです。
ロフト跡地は公的な機関が入るか
意外に都市型の食品スーパー入れば需要ありそうなきがするが。
ドンキホーテとか入りそうな気もする。