栄町ビルに仮囲いが登場しました。ついに解体が始まるのでしょうか。その様子をレポートします。
ご存じの通り、興和は丸栄とその北側の街区で一体開発を目指しています。一時期は広小路通を挟んだツインタワー構想もありました。しかし地権者の合意ができず難航。老朽化した丸栄はいったん解体し、跡地に暫定施設をつくることにしました。
そして栄町ビルも少し前に閉鎖。しばらく動きがありませんでしたが、昨年末から外周部に仮囲いと足場が登場しました。確定ではありませんが解体に向けて動きだしたと思われます。
現在の栄町ビルです。仮囲いは建物西側と北側に登場しています。この規模なら建物が完全になくなるのに1年程度かかるでしょう。
気になるのはその後です。栄町ビルがなくなっても、まだニューサカエビルもありますし、丸栄ガレリアは10年使用予定ですから、跡地をどうするか考える必要があります。また暫定施設か駐車場か。一体開発までの期間が延びれば延びるほど都心一等地の低度利用が続くことになります。
足場はまだ1階だけですが解体が進む場合これがどんどん上にせりあがっていきます。
ちなみに街区北側でも動きがあります。コインパーキングとして使われている一部の機器が撤去されているようです。また隣のカラオケビル1階が選挙事務所として準備中だそうです。
丸栄一帯は敷地の広さや一体再開発などを踏まえれば栄最大のインパクトを持つと言っても過言ではありません。ツインタワーとなれば200m級も可能でしょう。また斜向かいのリッツカールトンも絶大なインパクトがあります。去年はそれっぽいパースも見かけました。
しかしいずれも実現が遠いです。この界隈は完成すればインパクトがあるものの、それができずに非常に惜しい状況が続いています。どちらも何とか完成に向かってほしいです。
コメント
安藤証券は名駅にコメ兵を建てたむさしと同様、街区一体開発にはあくまでも同意しないスタンスかも知れませんね。もし妥協点を探る意思は毛頭なく反対のための反対であれば、ただいたずらに時間が過ぎていくだけで虚しいですね。名駅の事例もそうでしたが、街区の真ん中に位置する土地であることが尚更悩ましいと思います。
最終的にはあの場所を取り囲むような土地利用になってしまうのでしょうか。
ニュース報道は ”興和が計画している栄2街区一体再開発について、一部地権者との交渉が難航している” ことだけです
地権者の相手先は明らかになっておらず、あまり決めつけて批判をすると下手すれば訴えられますよ
興和さんと某証券会社さんと何か行き違いでもあったんでしょうか?
興和さん主体の再開発だと一体開発はほぼ不可能かと思います。
200m級ともなれば、千億レベルの資金が必要だし、大手デベロッパーに売却したほうが、証券会社さんも前向きになれるのではないでしょうか。
勝手な憶測ですが。
一等地なだけに、コインパーキングだけは避けてほしい。
町内会で解体工事のお知らせがまわってきました。完了予定日は2024年8月31日だそうです。
街の発展を阻害する特定害悪地権者。
いい加減時代遅れなことするのやめてくれよ…って感じですね。
興和の三輪社長「名古屋観光ホテルにプールやエステ」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD198YL0Z10C23A1000000/
・名古屋観光ホテルは「あと10、20年は建て替えなしで持つようなホテルにする」
・ガレリアの営業期間は「進捗によっては延長するしかないかもしれない。」
・「栄町ビルなどの跡地はいったん駐車場にすることも検討している」
みんな大好き興和さん。
完了まで約一年半ですか。あの規模あの場所を考えたら、其れ位かかりますね。
個人的には、何故このタイミングでの工事着手かが気になります。コスト面以外の思惑があるのでしょうかね。
今朝の日経新聞に栄町ビルの今後について、ほんの少しですが情報が載ってました。
2023.01.25 00:32の人
丸栄のテナントとも栄町のテナントとも裁判沙汰になった興和のトラブルメーカーぶりを見てなおこんな事言う人いるんだ