豊橋emCAMPUS EASTが開業!徹底レポート

11月27日、豊橋駅前大通二丁目地区の1期が開業しました。老朽化していた名豊ビル跡地の建て替え事業で、駅から5分ほどの立地に賑わいをもたらす商住公の一体開発です。

名称は人々の「笑む」が満ちるキャンパスのような場所というコンセプトから「emCAMPUS EAST」と名付けられました。EASTとあるのは、隣接する開発ビルが2期事業でそちらがWESTになる予定のためです。こちらは2024年完成予定で、両方揃ってemCAMPUSは完成形となります。

それでは完成したビルを徹底レポートしていきます。

駅のデッキから見た様子です。路面電車の大通り沿い、24階建て高層マンションがランドマークとなっています。駅徒歩5分ほどの好立地です。

ちなみに豊橋駅周辺では圧倒的な高さですが、豊橋市で一番高い建物はこれではなくロワジールホテル(30階・120m)です。

施設構成は、1階に店舗や広場、2階3階に図書館、4階に公共施設、5階から上はタワーマンション「ザ・ハウス豊橋」となっています。

右の開発ビルは取り壊しが始まっています。こちらも20階の予定なので将来的にツインタワーの形になります。

建物は歩道からセットバックしてかなりゆとりがあります。ここ以外にも全体的にゆとりをもった設計になっていると感じました。

それでは「まちなか広場」への入り口がありますので行ってみましょう。

こちらが広場です。さまざまなイベントを行うことができます。その周りをデッキが円形に囲んでいます。

左が開発ビルの解体現場です。奥のデッキは中途半端なところで切れていますが、その跡地にできる2期のビルと接続するものと思われます。

敷地全体を見た様子です。かなりゆとりがあります。

このように公開空地がかなり広く取られています。

次は建物の中に入ってみましょう。

1階は数店舗の飲食店が出店しています。開業したてとあって店内はかなりにぎわっていました。

2階と3階は滞在型の図書館です。駅前ですから余計、ただ本を読むだけでなく遊んで楽しめる集客装置としての役割を大いに持たせてあるのだと思いました。

本棚の配置は不規則に配置され、歩いて本の森を探索する楽しさが感じられます。カフェも併設され、くつろぎのひとときを過ごすことができます。キッズコーナーの割合が多かったのも印象的でした。

勉強スペースも確保されています。このような開放型以外にも個室ブース、さらには半個室のような空間もがあり、さまざまなニーズに対応した居心地の良い空間です。

図書館中央にはこのような大型の吹き抜けもあります。トークイベントなど多目的に使用することができます。

最後は全景です。写真のように張り出しがたくさんあり、テラス空間が多数用意されています。

いかがでしょうか。図書館をはじめ駅前に行きたくなる素敵な施設ができたと思います。開業おめでとうございます。

豊橋駅周辺では他にもいくつかの再開発があります。このすぐ向かいには、ほの国百貨店という東三河唯一のデパートがありました。しかし業績が厳しくなり閉店、現在は解体工事が進み、再開発が検討されています。

また駅の西口では野村不動産が20階建てのプラウドタワー豊橋を建設中です。途中紹介した開発ビルの跡地もありますし、今後の動きも楽しみですね。

コメント

  1. 岡崎っ子展 より:

    久しく豊橋には行けてないけど、少しずつ生まれ変わってますね!

  2. ありがトーレス より:

    ここだけでは意味がない
    こんなところにポツンと再開発ビルがあっても意味がない

    と思ってたんですが
    かなり中に入っている施設も含めて回遊性をかなり意識してたのか
    水上ビルの方にも人が結構流れていて、それでいて空きテナントが多かった水上ビルに結構店舗が入居しているので
    ランドマークとして素晴らしい施設だと思いました。
    ツインタワーとなるのが楽しみですね。