大名古屋ビルヂングの商業ゾーンがリニューアル開業しました。低層部にはもともとイセタンハウスが入っていましたが、髙島屋に押され気味な状況にコロナが直撃、結局閉店してしまいました。
そこで三菱地所は開業5周年となるこの春をめどにテコ入れを実施。第1期として4月28日に19店舗がリニューアルオープン、そして先日7月27日に第2期リニューアルがなされました。
ちょうどイセタンハウス閉店から1年ほどとなります。
第1期には地下1階を中心に19店舗が開業しました。新たな賑わいゾーン「大名古屋マルシェ」を中心に、飲食・物販、生活雑貨等デイリーユースなショップが配置されています。コロナ禍を見据えてテイクアウト商品も揃えられました。
奥には成城石井が見えています。以前は大きな化粧品売り場だった場所です。
なおビル東側の大名古屋ダイニング(レストランゾーン)はほとんどそのままです。
次に1階です。こちらは先日オープンした第2期エリア。高級時計が並ぶ髙島屋ウォッチメゾンとなっています。扱うブランドは90ほど。日本最大級の高級時計売り場ゾーンとなりました。
三菱地所がイセタンハウス跡地の核テナントに髙島屋を選んだのにどういう経緯があったかは分かりませんが、個人的には名駅における髙島屋の一強感がより強まったと感じました。
2階にも少し時計売り場が設けられています。
少し歩いてみると、かつて店舗があった場所が休憩スペースになっているのが見つかります。他の店舗もレストランや一部店舗以外は客は少なめでした。
リニューアルで少し話題になっている今はいいですが、コロナ禍は当分続きそうなので、集客という面でやや厳しい状況がしばらく続くのではないかと思います。
5階スカイガーデンでは夏仕様に装飾が施してありました。若いカップルや親子連れを中心にそこそこ人がいました。こうした装飾は話題作りにもなります。地道に集客を増やしていくことが重要だと思います。
そして三菱地所はこれから中日ビルや栄広場にも関わってくる重要なプレイヤーです。今後も頑張ってほしいと思います。
コメント
飛翔の撤去、名古屋駅前広場の拡張が大名古屋ビルヂングの回遊性には必須ですね。