刈谷市駅前 角文と野村不動産で再開発へ

4月28日、刈谷市駅前の再開発準備組合は角文、野村不動産を事業協力に関する協定を締結したと発表しました。同時に再開発の詳細案も発表されました。それによると、駅前地区は22~23階程度のタワーマンション、西地区は低層のオフィス、また駅前広場が整備されることが分かりました。

刈谷市駅は名鉄三河線の駅で、1日利用客は6500人ほど。周辺には住宅街が広がっています。なお刈谷市の中心は刈谷駅の方(こちらはJRと合わせて10万人超が利用)です。

駅前は割と閑散としていて、シャッターを下ろした店舗が多いです。ここを再開発によって生まれ変わらせる計画です。

引用野村不動産 ニュースリリース

こちらが先日発表された案です。西地区は低層のオフィス、駅前地区は高層の板状マンションとなります。手前にロータリーが整備されます。

奥に見えているのが昨年完成したエクセルグランデ刈谷銀座タワー(28階・95.1m)です。こちらも角文が手掛けています。同社は地域密着でマンション開発を進めています。

計画図です。概ね黄色の薄い部分に新建物ができる想定です。これを見ると低層雑居ビル一掃だけでなく、街区の形状も変更される大規模な計画であるとわかります。

以前は20階程度という報道があったので、若干上方修正といったところでしょうか。三郷駅といい、いい流れですね。

今後は2022年に準備組合から本組合に移行、同年中の工事開始を目指すとのことです。その後2026年に完成予定です。

エクセルグランデの取材に行くとき、駅前がパッとしないといつも思っていたので、具体的な案が出て動き出したのはよかったです。今後に期待したいと思います。

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