3月15日、名城線西高蔵駅のホームドアが稼働開始しました。これにて昨年5月から名港線で始まったホームドアの設置は終了となりました。
残す路線は鶴舞線のみとなりました。それが完了すれば名古屋市営地下鉄のホームドア設置は完全終了することになります。
西高蔵駅のホームドアの様子です。これにより人身事故発生率が大幅に減り、遅延などが相当抑えられると思います。
ところで名城線はホームドアにより一周60分のダイヤになりましたが、どうでしょうか。ダイヤ改正当初はホームドアなしだったため、個人的には停車時間の長さが際立って感じられましたが、今はそれほどでもないですね。一部の駅ではやや長いと感じることはあるものの、要は慣れなのかなと思います。逆に一周50分時代は相当カツカツでだったんだなあと感じます。間をとって55分とかがいいのかもしれませんがそうするとパターンダイヤが崩れますし、今の60分が新基準として定着していくことでしょう。
さて、西高蔵駅の次、神宮西駅は熱田神宮西駅への改称が決まりました。さらにその次、伝馬町駅は熱田神宮伝馬町駅に。個人的には駅名はシンプルな方がいいと思っているので、中村区役所→太閤通、せいぜい市役所→名古屋城くらいに留めておいた方がいいと思っていました。2024年度から新駅名が適用されます。
最後にネーミングライツの話を少し。コメント欄にもありましたが、名古屋テレビ塔が「中部電力MIRAIタワー」という名称になるそうです。少しでも収益を得ようとするのはわかりますが、やたらとネーミングライツで名前が変わるのは好きではないですね。テレビ塔はテレビ塔です。
少し前、地下鉄の駅名もネーミングライツにするみたいな話が出ていましたが大反対です。そんな公共性、認知性の高いものを無駄に長い名前にしたり、企業名を入れたのにしてコロコロ変えたりされてはたまりません。
話を共に戻すと、ホームドア設置により安全性が大幅向上したのは非常に良かったです。コロナで市バス地下鉄も苦しいと思いますが、今後も交通局には頑張ってほしいですね。
コメント
伝馬町駅はそのままの方が良かったです。
センス無さすぎて、利用する人も困ります。
好きか嫌いかで言えば、日本人にとってまだネーミングライツは馴染みが薄くゴタゴタとした名称に疑問を持つ方も多いですよね。ただ、公共の福祉や施設に対して積極的にお金を出すという企業の姿勢は、広告効果とは別にもう少し評価されても良いような気がします。それにより少しでも施設を良い状態に保てる訳ですから。
あとは名称そのもののセンスや、使い所、切り替えのタイミングなどが上手く噛み合わないと、使う方にとっても企業にとっても悲しい結果になってしまうリスクもあります。