今回は駅東のリニア用地買収の様子をお伝えします。ここに来て一気に目に見える動きが出てきました。東洋ビルは完全に解体、ダイヤビルも仮囲い登場、さらには新明小跡地のビル情報も出てくるなど動きが活発化しています。
前回から3か月半ぶりの取材です。
まず東洋ビルの解体が完全に終わりました。この位置からゲートタワーモールの南側が見通せるのでそれがよくわかるかと思います。跡地利用はわかりません。ひとまずリニア工事中はプラントなどが設置される予定です。
手前のモンブランホテルも営業終了し仮囲いが登場しています。この建物がなくなると一気に視界が開けてくることになります。
そのモンブランホテルですが100mほど東に移転します。18階・66.43mですので現在は半分近く進んできたと言えます。
新しいホテルは2021年12月に開業予定とのことです。
一本中に入ったところから見ます。右下が称名寺、右がモンブランホテルです。左ではアンロシェ名駅とかいう雑居ビルが建設中です。コレクトマークといい、リニア駅広場に面するところにペンシル雑居ビルが建つこの現状は果たしていいのか・・・
ダイヤビルの様子です。全館で解体準備工事が始まりました。駅東は用地買収そのものは進んでもテナントの移転などに時間がかかり、駅西と比べて視界が開けてきていませんでしたが、大きな面積を占めるダイヤビル3棟の解体が進むと、一気に様相が変わってくるのではないかと思います。
1号館はすでに仮囲いが登場しています。来年中ごろには解体が終わると思います。そして来年末ごろには2号館、3号館も解体され、このあたりは建物が全くなくなることでしょう。その景色がちょっと想像がつきませんね。
そのダイヤビル1号館の裏(東)側では、太陽生命、NNP興産などのビルが解体されました。このあたりがリニア最東端になります。
右に見えているのは東横イン名古屋駅桜通口本館です。リニア工事ぎりぎり対象外と思われます。一方、東へ50mほど行ったところにある新館は解体工事が行われています。またそのさらに東のMKビル、オータケ本社ビルも解体が進んでいます。こちらはリニア工事対象外ですが、気になる動きです。
三菱倉庫、太陽生命、NNP興産が移転予定なのがこちらの新明小跡地。先日の日経新聞によると、3社から市に対して建設する建物の提案があったそうです。オフィス、屋上グラウンド、図書館などの機能を有する複合ビルとのことです。また当該記事には敷地5千平米とあったので、西側半分だけでなく跡地すべてを利用するのでしょうか。
階数、延床面積などはわかりません。ただ、屋上グラウンドがあるということはそれほど高層ではないと推察されます。
いろいろ動き出してきた駅東。さらに慌ただしくなってくるものと思われます。今後に注目です。
コメント
いつも楽しみに拝見しています。
新明小学校跡地は西側への道路アクセスがほぼありませんが、跡地の南西角の一角が直近に民間の遊技場会社から独立行政法人都市再生機構に所有権移転されているようです。跡地と一体開発も考えられるのではないかなと期待しています。ご参考まで。。
解体前のモンブランビル隣にある、ファミマの隣10階ぐらいの新しい飲食ビル。あれ嫌がらせだろ。どけ とおもった。