JPタワーの裏では、名鉄と三菱倉庫が進めていた14階建てオフィスビル、名駅一丁目計画が完成しました。夏くらいからテナントは入り始めていて、当ブログとしては少し遅れてしまいましたが今回竣工レポートをお届けします。
前回から5カ月ぶりの取材です。
ビル名は共同でプロジェクトを進めた事業者の名前をとって「名駅ダイヤメイテツビル」となりました。JPタワーが巨大なため小さく見えますが、延床面積は1.6万、高さは66mを超えるそこそこ大きなビルです。
エントランスは北西側です。建物は敷地からセットバックし、道路側には植栽が施されました。一部はまだ工事中でした。
オフィスのメインエントランスは2階です。後述するJPタワーからのデッキがメイン動線です。
都会的なガラス張りのビルです。名駅のビルは全体的にガラス張りが多い気がします。
建物に入ってみます。先ほど工事していたあたりに飲食店などが今後数店入るのかもしれませんが、今のところ1階には特に何もありません。
なのでエスカレーターで2階に上がります。
エントランスホールです。高級感のある材料が使われていて重厚なオフィスの雰囲気が感じられます。
エレベーターホールの横にある板を見ると、コロナの中意外とテナントが入っていることがわかりました。全体の稼働率は不明ですが、もっとスカスカを想定していたので、少し安心しました。
メイン動線となるJPタワーからのデッキです。長らく通行止めでしたが新ビル完成に伴って通れるようになりました。
こちらはJPタワー1階からのアクセスです。ちょうどバスターミナルの北のあたりですが利用客は少なそうです。
敷地南西側には少しだけ平面駐車場があります。先ほどの場所からこちら側にも通り抜け可能です。
見上げた様子です。エレベーターなどのコアは西面となっています。こうしてみるとJPタワーと本当によく似た外観ですね。
3枚目の写真でも強く実感しますが電線の地中化を進めてほしいですね・・・
最後にその西側の街区です。なんだか建物が少なくなったように見えます。できれば一体開発としてほしいですが、まだまだ他の建物も多いので当分様子見ですかね。
ということで名駅一丁目計画、名駅ダイヤメイテツビルのレポートはこれにて完結となります。以前は廃屋が並んでいたエリアでしたがなかなかきれいになりました。周辺の巨大ビルと比べてしまうと地味ではありますが、今後もこうしたプロジェクトがひとつひとつ地道に進んでいくといいなと思います。
コメント
稼働率については、1番の目的である名古屋ダイヤビルからの移転組がいますからね。
それでも多少空きを残して竣工した、という点がオフィス市況の現状なのかな、と。