伏見駅の南西側ではいくつかの計画が進行中です。建設が進むタワーマンションや外資系ホテル、再開発の卵となるビルの解体など多くの動きがあります。今回はその様子をお伝えします。
前回から3か月ぶりの取材です。
一番気になるのはこちら、ZXAビル等の跡地です。一部は広小路側にも面しているかなりまとまった土地です。前回この敷地の動きが気になると書きましたが、どうやら工事が行われているようです。
見たところ、大きく分けて3つのエリアに区切られて施工されています。まず西側では何らかの鉄骨が組み立てられています。暫定店舗のように見えます。次に真ん中のエリアは特に動きなく、駐車場のままです。
最も東側ではこれまた別に仮囲いが登場しています。こちらも何か低層の暫定施設をつくるのでしょうか。広小路側の施設は工期7か月と出ていましたが、ここも工期が短そうです。
ということでここは一等地としてはかなりの敷地ですがひとまず暫定らしき施設に落ち着きました。コロナのこともありますし今後時期を見てから一体開発を狙うのかもしれませんね。
次は少し北に行って広小路ビルです。解体が始まりました。
ビルの所有はすぐ後ろに見えている観光ホテルと同じ、興和です。観光ホテルも老朽化していることですし、ここで一体開発を期待したいところですが、同ホテルは改装されることが決まっています。このタイミングでの解体は何を意味するでしょうか。
南へ行って近鉄ローレルタワーです。最上階に到達したものと思われます。あとは外観のお披露目が楽しみです。
その西側では関電不動産が新たなオフィスビルを着工しました。規模は13階建て60m級、延床13800平米です。
引用関電不動産開発ニュースリリース(PDFファイル)
パースです。一本中に入った場所でもこのようなオフィスビルが建つのは歓迎したいですね。2021年11月完成です。
堀川のところまで行ってコートヤード。鉄骨が一気に成長してきました。50m程度ですが延床は2万以上あるので迫力があります。高低差があるのもより存在感を際立たせています。
これが完成する頃にはコロナが収まっていることを祈りたいです。2022年完成予定です。
最後は堀川の護岸工事です。かつては汚い家屋がありましたが今ではその風貌が思い出せないくらい綺麗になりました。川との距離感も以前と比べてぐっと近くなったと思います。
大小さまざまな動きがある伏見。この界隈の様子は見ていても飽きませんね。今後も随時取材していきます。