今回は名城公園周辺の動きをお伝えします。特に動きが多いのは公園の東側で、北から名古屋造形大学進出の工事、愛知学院大学、名城工場跡地と並んでいます。また公園の西側には建て替えの詳細方針が明らかになりつつあるナゴヤキャッスルがあります。
前回から4か月半ぶりの取材です。
現在の様子です。コロナの影響が心配されましたが無事に着工したようです。真下に名城公園駅があるので工事難易度は少し高いかもしれません。
敷地南東から見た様子です。誰でもが気軽に入れる、入っていきたくなるような建物になりそうなので、個人的には結構期待しています。2022年の完成予定です。
その南にあるのが愛知学院大学です。ここ数年工事が進められており、今年の4月から稼働開始予定でしたが、コロナ禍による授業のオンライン化で学生の賑わいをほとんど見ることはできませんでした。秋からもオンライン授業なんですかね?
そのさらに南には広い空き地があります。これは名城工場の跡地で、交通局は「資産の有効活用にかかる利益の最大化」と「名古屋城周辺のにぎわいづくりへの寄与」という両方の目的を実現できるような活用提案の募集を開始しました。
敷地は約4600平米、最大で50年間の賃貸契約です。今後事業者の選定を行い、来年2月ごろに決定するそうです。
最後は名城公園の西側、ナゴヤキャッスルについてです。興和によると、新ホテルは客室あたりの面積を大きくとることで、部屋数を120程度に削減。富裕層をターゲットとしたスイートを中心にするようです。
建て替え完成は2024年度を想定。建物の大きさ自体は現在と同等か若干小さいくらいで落ち着くでしょう。気になるのはデザインです。それによって印象がだいぶ変わってくると思います。
今後の動きが非常に楽しみな名城公園界隈ですが、やっぱりコロナの収束は大事ですね。学生のオンラインでない授業への復帰、ホテルの稼働率上昇などなど。名古屋城も含めたこの界隈がまた活気づくことを願います。