ららぽーと愛知東郷 開業は9月14日

7月10日、三井不動産よりららぽーと愛知東郷についてのプレスリリースが出ました。それによると開業は9月14日になるとのことです。同時にテナントやコンセプトなども発表されました。今回はその詳細を見て行きます。

前回の建設レポートは去年11月です。今年の春にも行こうと思っていましたがコロナで見合わせていました。

ららぽーと愛知東郷町の建設状況 2019.11

引用三井不動産ニュースリリース(PDFファイル)

ららぽーと愛知東郷は人口増加中の東郷町の区画整理事業の一環として建設される施設です。パースのようにまだまだ周辺は未開ですが、これから宅地開発が進むと思われます。

本施設には愛知県初の36店を含む201店舗が出店します。飲食エリアでは、生鮮三品と食物販、レストランを集積した大型マルシェや、人気店が集積した約1150席のエリア最大級のフードコートを完備しています。

建物中心部には「メインスクエア」と呼ばれる大きな吹き抜けのイベントスペースが設置されます。格子状の天井ガラスとトップライトで解放感ある大空間が演出されます。このつくりはみなとアクルスと似ています。

1階には地元人気店の新業態や愛知県初の話題店が集まる充実の一大食ゾーン「マルシェ&レストラン市(ichi)」が配置されます。

食品スーパーの核店舗として平和堂が入ります。ロゴマークがイトーヨーカ堂に似ていますがセブンアイと平和堂は関係のない会社です。(近くのプライムツリーはセブンアイの開発なので核店舗には順当にイトーヨーカ堂が入っています)

2階には大きな「フードコート饗(motenashi)」が設置されます。施設内には、友人同士での貸切パーティーなどに使える「ららスタジオ」や、スポーツ観戦などを楽しめるパブリックビューイングスペースも完備しています。

フードコートのテナントは定番と初進出をバランスよく織り交ぜたラインナップです。ちなみにスガキヤは入っていません。

屋外には芝生広場や遊具を備える「TOGOパーク」が整備予定。すべり台や築山など、幅広い年代で楽しめる遊具を揃えた「キッズガーデン」や、大屋根イベント広場「リーフルーフ」が配置されます。

その他、図書館の予約図書の貸出や返却を行うことのできる東郷町立図書館の窓口機能や、事前に予約した住民票の受け取りなどの行政サービス機能、自動運転バスの実証実験、近隣大学との連携など、さまざまな取り組みが行われます。

なおオープン時にはコロナ対策として、三井ショッピングパークポイント会員、本施設隣接地域の客を対象に営業開始し、短期間での集中来館の防止を図る予定です。これはいいと思います。大型SC開業時にはどうしても周辺道路が大混雑します。これはコロナ以前の問題であり、少しでも抑止できる方策は歓迎したいです。本施設は鉄道アクセスがないのでなおさらです。

愛知県内2店舗目となるららぽーとが、区画整理事業におけるにぎわい空間の創出と、街全体の発展に寄与する施設になるといいですね。

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コメント

  1. 日野 より:

    ららぽーとの開業によって東郷町の住む街としての人気は更に上がることでしょう、このまま「東郷市」になれるといいですね。

  2. 尾張小牧 より:

    オーバーストア気味な名古屋東エリア…
    港区のベイシティみたいに成らなければ良いんだが。。

  3. より:

    ここは大丈夫でしょう。
    プライ〇ツリーが怪しそうですね…