名鉄は西枇杷島駅の改良を進めています。西枇杷島駅は本線上の駅で、庄内川を渡ったすぐのところにあります。スペースの関係上ホームには何もなく、列車も普通しか止まらない、かなりローカル然とした駅です。
ダイヤ改正で待避線が必要なくなったため、現在はそれを撤去してホームを拡張中です。昨年夏くらいから工事が進められています。
何もないホーム 名鉄西枇杷島駅を大幅改良へ
前回から1年以上経過しています。
現在の様子です。下り線のホームは改良がなされ普通の駅と同じような感じになりました。工事がされていない上り線がなんだかより狭く細いホームに見えます。
ホームには屋根やベンチ、駅舎も設置される予定なのでさらに工事は進んでいます。
踏み切りから見た様子です。旧ホームは4両編成ぎりぎりの長さしかありませんが新ホームは延長されて少し余裕があります。
最後は上りホームの様子です。こちら側に見えている線路も今後撤去されホーム拡張工事と駅舎新設が行われます。
名鉄は駅改良や沿線開発などに力を入れ、ゆっくりながらもその魅力向上を確実に進めています。近々、街が大きく変わろうとしている名鉄の拠点駅、神宮前も記事にしたいと思います。
コメント
最後の写真手前側に写っているデルタ線へ通じる線路ですが、どうやら残るようです。駅の東側で分岐させれば不要になった上記の線路跡地に駅舎などを設けられるのですが、踏切があって分岐器を設置できないため仕方なく今のままということなのでしょうか。本線との合流部も新しい弾性分岐器に交換されていましたから間違いないと思います。そうなると上り線側の駅舎をどのように設置するのかが気になりますね。
ところでこの工事、管理人様はもうご存じかもしれませんがこの事業に関連したもののようです。
庄内川特定構造物改築事業
https://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/jigyou/data/h2909/shiryou8.pdf
庄内川の狭窄部を広げ桁下高を確保するためJR東海道本線と新幹線、県道名古屋祖父江線の橋を架け替えるそうです。県道は4車線に増えるため、用地取得も行われています。西枇杷島駅舎がその用地に重なってしまうので、建替に合わせて駅の改修を行うことにしたという感じなのかもしれません。