名二環(富田IC~南陽IC)の建設状況 2020.5

名古屋第二環状自動車道は名古屋の郊外を環状に結ぶ高速道路です。北半分は東名阪自動車道として長らく併用されていましたが、2011年3月に高針JCT~名古屋南JCTが開通。残る名古屋西JCT~飛島JCTまでの区間は2020年の開通を目指して事業中です。

引用NEXCO中日本 高速道路の建設状況

並行する国道302号は大型車の割合が多く、しばしば渋滞も発生しています。この区間が高速道路として完成すれば、渋滞の大幅減が期待できると同時に、長らく進めてきた名古屋郊外の環状道路の整備が完了することになり、意義は大きいといえます。

今回お伝えするのは南陽ICから富田IC名古屋西JCT付近までの区間です。両茶橋東交差点から北に向かって歩いていたので、順番に写真を載せていきます。

名二環(富田IC~南陽IC)の建設状況 2019.12

前回から4か月半ぶりの取材です。

前回よりさらに進んできました。完成までは1年を切っているので架橋工事も佳境です。

中央の本線、両側の富田Iのランプ共に桁が乗っかり工事が進められています。

上下線とも桁が乗っています。高架下は圧迫感を感じるものですがこのあたりは下の用地も広めにとってあるのでそれほど感じません。

ここも圧迫感はありません。やはり都心と違って両側の建物の高さが低く開けているため、だいぶ雰囲気が変わります。

もう少し北へ。似たような構図の写真が続きますが工事が進んでいます。

イオン南陽店のあたりです。たまには南側を見ます。このあたりは完成が近いですね。

北側を見ます。非常駐車帯もできて高速道路らしくなってきました。

さらに北へ。午後撮影だと太陽がこちら側から当たるので北東を見るこの構図の写真が多くなります。

もう少し北に行くと国道1号線が近づきます。そこに設置される富田ICのランプが建設中です。

国道1号線交差部の様子です。IC周辺は道路整備も行う必要があり、用地も取ってあるようですがそれはこれからでしょうか。

最後に南を振り返ります。前回は外回りだった桁が内回りにも設置されています。

いよいよ完成まで1年を切りましたが、もしかしたらコロナの影響で遅れがあるかもしれません。しかし全ての区間で桁工事が終わりがけになっているため、そう遠くない日に全線開通となるでしょう。

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