名古屋三交ビルが開業!徹底レポート

4月24日、三交不動産は新たに完成した名古屋三交ビルを開業させました。新ビルは16階・73.85mです。

旧ビルは老朽化が進んでおり、2017年に閉鎖。それ以来解体と建設工事が2年半に渡って進められてきました。

今回はその名古屋三交ビルの開業をレポートします。

フロア構成は、1階が商業店舗、7階までがオフィス、8階がホテルエントランスでそれより上がホテルです。ホテルは三交インGrandeというワンランク上のビジネスホテルであり、人工スパなどの設備が充実しているようです。

1階の商業施設は、津に本店を構える松坂牛の専門店「朝日屋」と、名古屋の老舗カフェ「サンモリッツ」が入居します。前者は名古屋初出店、後者も新業態の店舗となります。

その1階の様子です。残念ながらどちらの店舗も新型コロナウイルスの影響で営業していませんでした。飲食業界は厳しい時期だと思いますが、いつか賑わうようになるといいですね。

建物内には国際センター駅のコンコースと直結するエレベーターが設置されています。地上と地下の間をフラットに行き来で切る新たな出入り口としても利用できます。

裏側の様子です。建物周辺が少し緑化され、歩道も綺麗に整備されています。

新設された地下通路の様子です。周囲が白く光っており遠くからでも目立ちます。

10mほど進むとエレベーターとオフィスエントランスが姿を現します。

いかがでしょうか。名古屋三交ビルは規模はそれほど大きくありませんが、桜通沿いの新規ビルとして景観の向上と賑わいの創出に貢献することでしょう。

そして先日、三交不動産は新たに第2三交ビルの建設も発表しています。厳しいご時世でも積極的なまちづくりを進める三交不動産に敬意を表したいと思います。

三交不動産が14階建てオフィスビル建設

ということで三交ビルのレポートはこれで完結です。街に人が戻って賑わいが生まれ、周辺の再開発も進む。いつかそのときが来ることを願って、シリーズを終えたいと思います。

コメント

  1. 鷲津砦 より:

    1階施設のチョイスも良いですね。地域文化を大事にして、ホテル利用者をおもてなし

    名古屋市が桜通のウォーカブル空間化を目指すなんてニュースも最近ありましたし、錦通の発展、広小路の復権に続いて、桜通も徐々に名駅と栄を結ぶ賑わいの軸になって行って欲しい

  2. aaa より:

    最悪のタイミングで開業だな。
    運が悪い。