伏見駅の南西側ではテナントビルやタワーマンション、ホテルの建設が進んでいます。中でも旧ミリオン座跡地周辺で店舗の閉鎖が相次ぐなど気になる動きが。今回はその跡地を中心に伏見の動きをお伝えします。
前回の様子です。
御園座の街区の北西角に整備された「C Forest Ⅶ」です。ベルヘラルドによるテナントビルシリーズで、市内7番目の建物のようです。
その反対側、ミリオン座跡地です。跡地利用が気になるところですが、こちらは特に動きはありません。
ただ、同じ街区で閉店、解体が相次いでいます。気になる動きです。
広小路通沿いにあるZXAビルの店舗が軒並み閉店していました。このZXAビルもベルヘラルドの所有です。なのでこの付近のビルのテナントを「C Forest Ⅶ」に移転させ、ミリオン座跡地などと合わせた敷地で再開発するという可能性もありえます。
ちなみに右に写っているフーターズは昨年行ったことがありますが、かなり閑散としていました。大阪店や福岡店も閉店していて、今は東京の店舗しか残っていないようです。なので再開発を見据えた移転ではなく単に撤退するだけかもしれません。
ただ、テナントが移転でも撤退でも、建物を解体する以上一体再開発の可能性は十分にあると思います。立地も伏見駅徒歩1分で文句なし、敷地もそれなりに広いです。今後の動きに注視したいです。
ここからはいつものように周辺の動きです。
近鉄不動産によるローレルタワーはペースを上げて14階に差し掛かっています。全体の3分の2まで来ました。そろそろ遠目でも目立ってくる高さになります。
コートヤードは相変わらず基礎工事のようです。2022年春の完成なので割と工期にゆとりがあります。地上躯体が現れるのはもう少し先かもしれません。
堀川では護岸工事が継続中です。この付近では毎月第4金曜日に「なやばし夜イチ」というイベントが開催されますが、今はコロナの影響で自粛されている模様です。
感染者の拡大が止まらず、自粛の拡大も止まらず、コロナによる経済への影響は深刻です。旧ミリオン座周辺の再開発ではそんな閉塞ムードを吹き飛ばす大規模開発を期待したいですね。