中部日本ビルディングは1966年、中日新聞社の跡地再開発として建設された複合ビルです。ビル内の事務所や商業施設、劇場などは多くの人に利用され、長年栄のランドマークとして愛されてきました。
2016年には老朽化による建て替えが発表されました。2018年末には規模が31階・170mと判明。そして2019年3月に惜しまれつつも閉館し、現在は解体工事が始まっています。
中日ビルの解体状況 2019.5
前回から3か月半ぶりの取材です。
現在の様子です。ついに1階部分は仮囲いに囲まれ、いよいよ解体が始まる雰囲気になってきました。
低層部は足場が組まれています。建築計画の概要の看板はまだありませんでした。個人的には高さの欄には160mくらいの数字が入ると予想しています。
南面はシートがかけられている範囲がもっと広いです。あと数か月もすれば全体がシートに覆われ、この「渋ビル」の雄姿を見ることはできなくなるでしょう。
来年の今頃には建物そのものも姿を消し、基礎工事に突入します。タワークレーンが登場するのは再来年の今頃でしょうか。楽しみですね。
新ビルは2024年度完成予定です。