中部国際空港ではインバウンドでの需要増を受けてLCC専用の新ターミナルを建設中です。新ターミナルは国際線300万人、国内線150万人、年間合計450万人の利用を想定しています。昨年から工事が始まり、今年9月20日に供用開始予定です。
前回から4か月振りの取材です。
完成まで3か月を切り、形がはっきりしてきました。LCC向けということで現在使用中のターミナルビルより大幅に簡素なつくりです。
新ターミナルはFlight of Dreamsを貫通して接続されています。既存のターミナルビルとは直接は接続されていません。
デッキから見た様子です。国際線のさらに南側に新ターミナルが建設されています。
2階から突き出ている橋を渡って階段室を下り、エプロンを徒歩で歩いて搭乗するスタイルです。
6月20日には、新ターミナルに入る店舗が発表されました。免税店や各種サービスなど全部で14店が入居します。詳細情報や店舗リストなどは以下のリンクをご覧ください。
引用中部国際空港会社 プレスリリース(PDFファイル)
国際線出発エリアの様子です。滑走路を見渡せる開放的な飲食コーナーで出発前のひとときを楽しむことができます。
ちなみに現在の時点でこちらのターミナルに移転する予定の航空会社は、セントレアを拠点とするエアアジアジャパンと韓国系の3社のみで、やや寂しい感じです。エアアジアは路線拡大、他LCCは新規就航もしくは移転をして、新ターミナルを盛り上げていって欲しいですね。
コメント
コスト面で致し方ないものの、せめてFODからT2に伸びる通路くらいは、上部まですべて覆って雨などから遮断させて欲しかったところです。
FODがT2の飲食部門を補完する形になるでしょうから、各駐車場から現ターミナルへ続く通路も同じですが、移動の際に雨風を完全にしのげない上に真夏の蒸し暑さなどもろに感じる作りですからね…。
現状、セントレアなんかにT2なんていらないっていう馬鹿にされた声も多いので、利用航空会社が増えるのはもちろんのこと、この先セントレア自体の路線が充実してくれたら嬉しいのですが。
タイエアアジアやエアアジアxもクアラルンプール線復活にあたって移転してくるでしょうし賑わって欲しいですね
今年は通年1350万と予測しているようですが19夏ダイヤからの新規就航や増便の結果利用実績を見る限り上半期700万ペースですし頑張って1500万まで伸ばして欲しいところです
ただ中国台湾路線が伸びるなか日本の国際LCC路線の大半を占めている韓国路線が新千歳や福岡那覇に便数で負けている状態なのでこれを気に是非とも誘致して欲しいところです。
ジェットスターも移転確定しましたね。この調子で名古屋にもLCCを定着させて欲しいです。