この週末は非常に過ごしやすく桜も満開とあって絶好のお花見日和となりました。私は名城公園に行きましたが、人出が凄かったです。青空の下でゆっくり花を見るのもいいものですね。
さて、その名城公園界隈では大学の新設、拡張計画が相次いでいます。愛知学院大学は数年前に完成した名城公園キャンパスを南に拡張します。また名古屋造形大学は、公務員宿舎を解体した跡地に都市型キャンパスを建設します。
まずは愛知学院大学の様子を敷地南西から。昨年夏あたりに着工した拡張部分は、基礎工事が本格的に進み、一部では鉄骨建方まで進んでいます。
敷地南東から。奥で建設中の建物は塔屋を構築しているように見えます。そのため今の高さより高くならないと思われます。拡張する建物の最大高さは10階建てなので、その部分は左手前に建ち上がってくるでしょう。
近くで見た様子です。講義室でしょうか。
現在建ち上がっていない部分も近いうちに鉄骨建方が始まりそうです。来年のこの時期あたりから供用開始できそうです。
愛知学院大学の北側には公務員宿舎が残っており、ここに名古屋造形大学が進出します。
詳細な計画はこちらでお伝えしています。
現在の様子です。まだ動きはありません。完成は2022年なのでそろそろ解体が始まると思います。
次は愛知学院大学の南側に注目してみます。現在拡張工事をしている敷地の道を挟んでさらに南です。
ここは交通局の旧名城工場です。かつては名城線車両の全般検査など重要な役割を担っていましたが、名港工場や大幸車庫の完成で今ではその役目を終えています。
交通局は先日、新たな経営計画「市営交通事業経営計画2023」を発表しました。そこには旧名城工場の跡地開発が盛り込まれていました。詳細を見ると「資産の有効活用による利益の最大化と、名古屋城周辺のにぎわいづくりへの寄与の両方の目的の実現を図るため、民間事業者に貸し付け、活用を図ります」とあります。旧名城工場は何らかの形で跡地開発が進むことになりそうです。
おまけです。冒頭にも書きましたが名城公園の桜がきれいだったので載せておきます。
このような市民の憩いの場も近く、大学も揃う名城公園の界隈は、今後ますます人気が出るでしょう。旧名城工場の跡地開発もあり、今後も目が離せません。