大丸松坂屋 栄公園再開発で基本合意を締結!

1月23日、大丸松坂屋は栄公園の再開発について、名古屋市と基本合意を締結しました。

大丸松坂屋は、栄地区の魅力や集客力向上を目指した、地域に資する開発を目指すとしています。いくつか新情報が出てきたので整理したいと思います。隣の日本生命栄町ビルの開発も少し触れたいと思います。

名古屋市から提示されている開発条件は「シンボル性の高い景観を形成するデザイン」や「地下街に接続しバリアフリー動線を確保」などこれまで通りのものです。

また開発用途は滞在・文化・学び・アミューズメントなど、ホテルや映画館を想定した内容になっています。住宅は不可です。

次に大丸松坂屋から提示されている開発条件は、ひとつは「低層部で高級感のある商業専門店事業を展開」となっています。報道機関でも情報が出ていましたが、やはり低層階はミッドランドスクエアのようなブランド店が軒を連ねる形態になりそうです。

コメント欄でも議論されていましたが、北側にあるコーチなどの路面店が移転して入ればいいですね。教育会館の街区も再開発に繋がることを期待します。

また「商業占有面積は約17000平米、うち1階は約2700平米、レンタブル比70%」とあります。以前、大丸松坂屋は地下2階から地上3階程度と言われていましたが、もう少しフロアが増えるかもしれません。

いずれにしても今後の進展が楽しみな案件です。中日ビルと共に栄が盛り上がっていくといいですね。

大丸松坂屋と言えば日本生命栄町ビルの開発も進行中です。少し古い写真ですが、建築計画の概要も掲示されていました。

着工は2月6日となっています。そろそろ本格的に工事が始まり、こちらもパースの公開など何かしら動きがあるかもしれません。

現在の様子です。構台が設置され根切りが進んでいるようです。敷地が狭いので機械類が歩道に置かれています。

こういう情報が出るたびに栄もついに動き出したということが強く実感できます。これらの再開発が進めば、大津通りの両サイドの景色も華やかになることでしょう。今後が楽しみです。

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コメント

  1. ノボール より:

    ホテルの導入が有力視されるわけですが、改めて考えてみると、車寄せはどこに配置するのだろう。
    と言っても、大丸松坂屋側から久屋・広小路・大津側に商業施設を展開するという条件が出ている。まあ、通りに対して全面を商業施設にするのは無理だけど、広小路側は全面商業施設だろう。そして久屋側も。

    それなりのレベルのホテルを入れるのであれば、車寄せは必須。錦通側から車を入れて、大津通側から出す、とすると逆L字型の敷地内道路が必要。そのままでは道路が邪魔だから、中層に入居するシネコン?劇場?にはついては、2階がメインエントランスになるとか?

  2. 文化講堂 より:

    「栄公園」じゃなくて「栄広場」の間違いですよ(実態も公園ではないです)。本来の「栄公園」は愛知県芸術文化センターと東海テレビとの間の公園です、狭小化されてしまいましたが。

    • イーストチェリー より:

      昔の栄公園懐かしいですね。ゴールデンウィークにはわんぱく祭りが開かれ、楽しかったことを思い出しました。栄からすぐそばにありながら、NHKや県美術館・図書館に隠れ、都会の喧騒から離れた静かな公園でしたね。