名鉄と三菱倉庫は14階建てオフィスビル、名駅一丁目計画の建設を進めています。場所はJPタワー裏で、昨年の秋に着工、現在は基礎工事が始まっています。
JPタワー裏 名鉄と三菱倉庫の新ビル準備が進む
前回の取材から4か月ぶりの取材です。
現地を北から見ます。重機が投入されて基礎工事が本格的に始まっています。
ここは工事観測スポットがあっていいですね。こうしてじっくりと現場を見ているのも楽しいものです。
なおこの部分が新ビルに接続します。新ビルは1階2階が商業施設です。飲食店中心になるものと思われます。
基礎は場所打ちコンクリート杭です。アースドリル掘削機が見えるので工法はアースドリル工法です。オールケーシングやリバースなどの工法と比べ、アースドリルは設備が比較的簡易で済み、工期も短いです。
最後は逓信会館の跡地です。そこそこ広い土地で、現在は解体が完全に終了し駐車場として利用されています。周囲には老朽化したビルやコインパーキングもあるので、三菱倉庫同様に土地を集約化できるのが理想です。
新ビルが完成すれば三菱倉庫の入るダイヤビルからも移転が進むでしょう。この計画はリニアの用地買収にも関係してくる重要なプロジェクトといえます。完成は2020年6月の予定です。