栄公園再開発 徐々に明らかになる全体像

栄公園の再開発に関して10月の発表から2か月程度経ちましたが、徐々に情報が明らかになってきました。情報提供・共有欄でもたくさん議論いただいているので、備忘録もかねてここで記事としてまとめたいと思います。

まず新ビルがどのような構成になるか。想定では映画館などのアミューズメント施設、ホテル、商業店舗となっています。ひとつひとつ考えてみます。

映画館はありですね。名古屋のシネコンは都市型といえるのはミッドランドと109くらいのもので、大部分が郊外モール併設型です。栄くらいの規模の繁華街で映画館がないというのも珍しいです。映画を見に行くとき栄は選択肢にならないため、シネコンの登場は栄の求心力向上に一役買うことでしょう。

次にホテル。中日ビルの記事でも書きましたが、名古屋の弱点である外資系高級ホテルを誘致すべきです。

商業店舗については、大丸松坂屋が地下2階から地上3階に出店することが明らかになっています。高級感のある施設を目指すそうなので、規模は違えどGINZA SIXのよう雰囲気になるかもしれません。

気になるのはオフィスが含まれていないことでしょうか。抜群の立地や現在のオフィス需要の逼迫を考えるとオフィスが入るのが望ましいといえます。とはいえオフィスが入らないのが確定と考えるのは早いでしょう。中日ビルに想定外のホテルが盛り込まれたように、コンペでもオフィス機能を入れる事業者が出てきてもおかしくはありません。

そのほかの開発条件は、地下街や地下鉄と接続すること、広場空間を備えること、栄のシンボルとなるデザイン性があげられています。ただの箱ビルというよりは前回のコンペであったようなデザイン重視の案になると思います。

規模は不明ですが、規制緩和が十分に使えるため、しょぼいものにはならないでしょう。個人的には、このタイミングでの中日ビル発表がいい影響を与えることを期待します。新しく出来る建物は周りの建物高さに合わせる傾向があるので、各事業者は中日ビルの170mに比べて大幅に低い案はあまり出さないのではないかと思います。逆に中日ビルの発表がない、または100m程度と発表されたら、これまでの栄の高層ビルのラインである100mクラス(アーバンネット、NHKなど)の案が中心になる気がします。個人的には、これらのことや敷地条件などを踏まえて150m弱くらいになるという予想です。

開業は2024年度とのこと。今後2019年夏にコンペを行い2020年度に合意締結をする予定です。ここまではいいのですが、土地の引渡しが2022年だそうです。これは少し遅い気がします。開業の2024年度を2025年3月と考えれば一応工期は3年あることになりますが、ちょっとカツカツです。

ということで最近出てきた情報をまとめました。中日ビルと合わせて栄復権の鍵を握るこの再開発。何とか成功して欲しいと思います。

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コメント

  1. 名無しの人 より:

    大丸松坂屋の要望で住宅は入れないこととなっています。
    入り口は久屋大通、広小路通、大津通に作るということのようですので、必然的に錦通が駐車場の入り口でしょうか。

    土地の引き渡しは市有地なので問題ないと思います。工事は引き渡し前に始めると思います。そうでないと、どう考えても間に合わないですし。
    土地と引き換えに新ビルの建物部分の区分所有と交換とかじゃないかな、と個人的には予想します。

    • 名無しの人 より:

      住宅不可の条件は名古屋市のようです。失礼しました。

  2. 匿名 より:

    新ビルのデザイン性と大丸のテナントチョイス、ホテルのレベルが気になる所。何十年も塩漬けされていた栄の一等地。中日ビル、住商ビル、大丸再開発に誘発されて水面下の再開発計画が浮上してくる事を期待したいです。
    暫定施設を10年以上も、使用予定の興和の再開発案は到底期待できるものはありません。その時に相変わらずミッドタウンのようなという理想を掲げているようでは、完全に世間の流れに乗り遅れた滑稽な再開発案となるでしょう。早急にデペへ売却し、売却益でキャッスル再開発を施工して欲しいものです。いつまで夢物語を掲げるつもりなのでしょう。いつまで経っても安藤証券は本社を動かす事は無いでしょう。

    それより明治屋・丸善跡地を再開発する計画は、無いのでしょうかね。
    そっちの方が、現実味がありそうな感じがします。

  3. 元名古屋人 より:

    ホテルはリッツを指名する方が多いですが、個人的には香港系のマンダリンやシャングレラ、ペニンシュラと言った東京以外ではまだ進出していないホテルが理想です。先ず無理かと思いますが、イギリスのThe Savoy なんかが進出したら日本初進出で最高です。理想のまた上の理想ですが。

    • 匿名 より:

      個人的にはコンラッドとかシャングリラが来て欲しいです

  4. 匿名 より:

    ミッドランドシネマ栄なんて出来そうですね。
    栄広場に関しては、やはり求心力を引っ張ってくる為にも、
    VOID計画で出てきた240mはほしいところですね。

    • 県外名古屋生人 より:

      東京はミッドタウンのブランド、
      名古屋はミッドランドのブランドで沢山高層ビルをといったところ。

  5. 天邪鬼 より:

    この栄広場の再開発や中日ビルの超高層化に触発されてメルサ栄本店、三越名古屋栄店の建て替えとかないのでしょうか、、

    メルサが築45年・敷地面積5,000平方
    三越栄が築62年・敷地面積8,000平方
    です。しかも、両方とも1,300%緩和マップに含まれています。
    栄周辺に再開発の流れが来ていることやリニア開通が近づいてきたことを考えると、建て替えにふさわしい時期なのではないのでしょうか。耐震化や大規模改修で済ませるといいのなら話は別ですが。

    • 匿名 より:

      よりによって大通りの角地や通りに面した場所に、このような昭和臭漂うビルがあるのは、それこそ景観上好ましく無いです。
      又、スカイル栄は窓が少ない上に一階が銀行であるが為に、夜は暗く華やかさに欠けています。三越以外は話題性があるテナントは、ほぼ入居しておらず集客面に於いても、栄の一等地である立地面を全く活かしておらず活性化の足を引っ張っています。
      これで2棟の大丸の商業施設が竣工した場合、余計に目立つ事となります。栄開発株式会社では、再開発連鎖は全く期待できませんが。
      またもや再開発の足かせになるのが、地元の零細企業となるのでしょうか。

    • 匿名 より:

      再開発どうこうの問題じゃなくて、そんな耐震性も満たせてない(名古屋市要緊急安全確認大規模建築物参照)ようなビルで買い物をさせるようなことは本当に辞めて欲しい。南海トラフが来た時倒壊した場合どうやって責任を取るのか考えて欲しい。

    • ノボール より:

      三越は地方投資の方針ですし、再開発があるかも知れませんね。
      が、なんと言ってもオリエンタルビルの存在がありますので、三越伊勢丹と歩みを揃えられるかどうか。
      大丸松坂屋は、2棟建てた後に、本館と北館をどうするつもりなのかが気になります。

      メルサについては、運営体制がよくわからないので、なんとも言えません。
      2010年の段階で、栄ビル(スカイル)については、栄開発を含む3社での区分所有となっているようです。
      その栄開発は、現時点では大成建設の関連会社(議決権で約20%)になっており、丸栄も株主だと思われます。
      名鉄も資本関係なり、区分所有に噛むなりしているとは思いますが、調べきれませんでした。
      というわけで、決して地元零細企業ではないにしても、少しプレイヤーが多い印象はあります。

      後のコメントである通り、サカエノバや三越の一部は、『危険性がある』ビルとなっています。
      残りの三越と栄ビル(スカイル)については、『危険性が低い』ビルで基準を満たしています。
      ちなみに丸栄新館は、『危険性が高い』という図抜けてリスキーな建築物でした。

      • 県外名古屋生人 より:

        きっと建て替え発表がされるかどうかは時間の問題ですね。

      • より:

        三越、メルサは栄広場が高層化されることを考えると、現状の古臭さが漂うビルから高層階を備えた洗練された建物に生まれ変わることが望まれますね。
        中日ビル、栄広場を含めて栄駅周辺は高層ビルで固めるべきです。

        松坂屋についてはラシックのようなおしゃれな低層ビルがいいですかね。あの辺は低層商業施設が並ぶ回遊性のある街ですし、周りの景観との調和を考えると安易に高層化してはいけないような気がします。

        • 県外名古屋生人 より:

          私は松坂屋も超高層でいいかなって思ってます。唯一区画全体で再開発が出来るわけですから。しかしjフロントリテイリングに栄広場再開発直後に続けて再開発する体力が有るかについては微妙なところです。なのでヨドバシと共同でっていうのもありなんじゃないかと薄々思ってます。

  6. ノボール より:

    少し考えてみました。

    ケースは2つ。都市再生特別地区の場合①とそれ以外の場合②です。
    前者の場合で容積率を1500%として、後者で1300%と仮定します。

    敷地面積は4800㎡。容積対象面積で、①72000㎡、②62400㎡となる。
    次に延床面積。歌舞伎町の計画を参考にして容積対象外を2割5分と見積ると、延床面積は①90000㎡、②78000となる。

    地下2階〜地上3階の5階層に加えて、飲食店街2階層の7階層を低層とします。
    低層階は、建ぺい率一杯と想定すると、27000㎡を消化します。
    市のイチオシ、映画館も2〜3階層程度、約10000㎡を消化。
    ざっくりと40000㎡を使うので残りは、①50000㎡、②38000㎡。

    あとは、ホテル部のワンフロア面積次第になります。
    ①の場合で35〜40階、②の場合で29〜33階程度でしょうか。
    オフィスは、動線分離のためにEV数が増えるなど、土地の利用効率が落ちるため、提案しても分が悪いと思います。

    文化拠点の集まる東側、俗な北西側、商業集積の南西部の結節点。
    大丸松坂屋と仲のいい竹中の他にも、提案が沢山出ることを楽しみにしたい。

  7. 天白区の人 より:

    リニア開業に向け、名駅西側地下にバスターミナル建設を名古屋市が検討しているようです。

    以前は「高架」でほぼ同じ内容のものがありました。JRゲートタワーから名古屋高速の最寄りの入り口までを繋ぐ計画。(新洲崎ジャンクションか名駅入口のどちらかを繋ぐ想定)
    ただこれは頓挫したようです。

    今度は、名古屋駅新幹線口地下街「エスカ」の場所に地下バスターミナルを建設し、そこから地下の自動車専用道路を掘って、名古屋高速 黄金出入り口までを繋ぐというもののようです。
    JRハイウェイバスや観光バスがターゲットになっているようですので、市バスや名鉄バスセンターの分が集約されるわけではないようですが。