8月末は岐阜、東京に行っていました。今日から更新を本格的に再開します。岐阜は週明けから早速、東京も9月中には公開したいと思います。コメント欄で議論されていた金山も近々記事にする予定です。
今日は鶴舞線のホームドアの話題です。中日新聞によると、2021年度以降、鶴舞線でホームドアを導入する計画があることが分かりました。
鉄道事業者の間では全国的にホームドアの導入が加速しています。名古屋市交通局では上飯田線、桜通線、東山線でホームドア設置が完了し、2020年度中に名城線、名港線で導入予定です。一方、鶴舞線は名鉄車が乗り入れるため設置が難しいとされてきました。
名鉄の車両には、異なる扉位置の車両でも対応できる新型ホームドアで対応するようです。写真はJR東海が東海道線金山駅で実験中のホームドアです。これに近い感じになると思われます。
ホームドア設置は歓迎すべきことですが、私は今回の計画を少し残念に思いました。
鶴舞線では、名古屋市交通局が3種類（3000形、3050形、N3000形）、名鉄が2種類（100系、200系）、合計5種類の車両が使われています。ちなみに名古屋市営地下鉄の他の路線は全て2種類以下です。
このうち3000形は老朽化のため廃車が進んでいて、近いうちに全てN3000形に置き換えられる予定です。東山線も同じような感じで、旧型車の置き換え（5000形→N1000形）が全て完了した後、ホームドアが設置されました。しかし鶴舞線には交通局の旧型車を全て置き換えても古い名鉄の車両が乗り入れます。私はホームドア導入は名鉄車が新型に置き換わった後になると思っていました。
名鉄の100系、200系は車齢が40年くらいです。個人的な感想ですが、どことなく野暮ったい感じがして、都会を走る鉄道には見えません。普通に考えてもうそろそろ新型が導入されてもいい時期ですし、ホームドア対応に合わせて車両新製があるかなと思っていましたが、その可能性は大きく下がりました。今後も当分垢抜けない車両が走ると思うと少し残念です。
鶴舞線にホームドア設置が完了すると名古屋市営地下鉄は全駅に設置完了となります。まだまだ先の話ですが、さらに安全性向上が進むといいですね。
コメント
100系は名鉄らしくレトロな感じで個人的には好きです。
国内の他都市でも 都市部にレトロな車両が走っており、銀＋イメージカラーという無機質な車両より良いと思います。
名古屋の地下鉄は、車両よりホームや地下道が古く薄暗い感じがするのでそっちの方をリニューアルしてほしいなと思います。
私は銀電が好きかな。人それぞれ違いますけど。どちらにしても、置き換えられる場合は銀電に青赤カラーがラッピングされたものになるでしょうね。しかしながらまだ先のことですので、きっと置き換えのニュースも出てくることでしょう。
鶴舞線の名鉄車両は色褪せてより古臭く感じます。レトロという以前の話だと思います。車両も駅構内や駅乗降口も古臭く、暗く、清潔感がありません。
インバウンドや他県からの観光客誘致等、他県からかなり出遅れた感がありますが、物づくり都市なんて胡坐をかくのではなく、当たり前の事ですが、このような細かな設備投資も並行して行う事で魅力ある街となっていくと思います。
高層ビルが多い＝洗練された街・都会ではありません。周辺インフラ（電柱の地中化や路上駐輪排除等）も同時に行う事で洗練された街が完成し、集客＝話題性を生むのです。
名鉄の鶴舞線乗入用車両は結局出ないのですね。
まぁ名鉄の懐事情からすればそうだろうなとは思いますが、それならばせめて清掃や点検の回数を増やして、きれいに使ってほしいと切に願います。
名鉄300系（上飯田線や名鉄小牧線で使用している車両）をラインカラーだけ変えて鶴舞線・犬山線・豊田線で使用するのが一番楽だとは思うのですが。地下鉄乗り入れ車両でもありますし。ホームドアも上飯田線で実績あります。
ただクロスシートが鶴舞線の混雑事情に合わないかもしれませんが。
かなり時間が経ってますが…
この中日新聞の記事はガセですよ。
詳しい話は何も決まっていません。
名鉄本社・交通局本庁共に「えっ！？」となった記事で、他の新聞には追従記事が全く無いのが証拠です。
飛ばし記事とはこういうものか〜というのがわかる記事ですね。
同じ四扉車で乗車位置も同じなんだから名鉄が乗り入れてるからホームドア設置が難しいってのはどう考えても間違いでしょ。
おそらく名鉄のことですから、仮に鶴舞線用として引退したとしても輸送力の強い100・200を本線系統で再利用されるんじゃないですか？個人的にはそれだと嬉しいですけど