名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。
布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了しました。現在は上り仮線を撤去中です。その後、その跡地に下り高架線を建設し、工事完了となります。
前回から4か月半ぶりの取材です。おお！上り仮ホームがきれいさっぱりなくなっていて基礎工事にまで入っています！一気に進んでいますね！
矢板が打ち込まれていてそれを支える切梁が見えます。下のほうに鉄筋も見えています。遅れがちな鉄道高架化工事で目に見える進捗が確認できるのはうれしいです。
もう少し北のほうに行ってみます。
跨線橋の一部が完全に撤去されています。さらに基礎工事にも取り掛かり始めています。既に矢板の打ち込みが始まっているところもあります。
ただし跨線橋がなくなったことで、下り仮ホームと上りホームの行き来には北側の構内踏切を使うしかルートがなく、一時的に不便になっています。
駅西側から名古屋方面、駅東側から犬山方面に行く際も構内踏切を使う必要があります。このようないかにも工事中という通路を歩いていきます。
前回取材時にはなかった東改札口ができています。10月から供用開始しています。
最後は上りホームから見た工事の状況です。既に基礎工事に入っているため今年中には下り線の高架が立ち上がってくるのではないでしょうか。来年あたりに供用開始できるといいですね。
上り線の高架の供用開始から半年が経ちました。たまに大きな変化の後しばらく休工になってしまう現場もありますが、ここは下り線の工事も着々と進んでいます。こういう現場はモチベーションも上がります。今後も随時レポートしていきます。