東山線60周年!藤が丘工場イベント

今日2017年11月15日は地下鉄東山線が開通してからちょうど60年となる日です。人間で言えば還暦です。東山線は60年もの間、名古屋の大動脈としてがんばってきたのですね。

そこでこの秋、交通局は60周年を大々的に祝おうと、さまざまなイベントを行いました。その中でも中心的なイベントが11月5日に行われた藤が丘工場の一般公開です。ということで今回はそのイベントの様子をレポートします。

藤が丘工場は東山線の車両検査などを行う大きな工場です。当日は天気にも恵まれ、大勢の人で賑わいました。

なにやら人だかりができています。近づいてみると・・・

なんとこれ、地下鉄部品や路線図などのグッズを買い求める人の列です。私も記念に何か買おうかなと思っていたのですが、これを見て諦めました(笑)

こちらはお絵かきバス。市バスの車体に思い思いの絵を描くことができます。子供に大人気でした。

会場の一番南には5000形が4両で展示してありました。記念撮影をしようと親子連れなどが行列を成していました。

自分が使っているものには愛着が生まれます。それは鉄道車両でも同じだと思います。N1000形が次々投入されどんどん新しくなっていくのはいいのですが、5000形がいなくなった東山線には当時寂しさを感じていました。今はもう慣れてしまいましたが、こうやって再開できたのはうれしかったですね。

次は検車工場に入ってみましょう。

おおー!広いですね。客層としては鉄道ファンよりも家族連れが多い印象でした。

その中でもチビッ子はこれに夢中。巨大なジオラマです。

部品展示は見ごたえ十分。第三軌条のようなわかりやすいものからマニアックなものまでかなりの数の展示品がありました。

写真展示もボリューム満点。全部見きるのは大変でした。

方向幕の見本です。下は地下鉄写真。3000形はないのでしょうか・・・

そしてこの後、イベントのメインともいえる電車の吊り上げ実演が始まりました。

頭上にある大きなクレーンが移動し、車体を持ち上げるための部品が下がってきます。

慎重にフックを掛け、ゆっくりと電車が吊り上ります。

すごいです。5050形が空を飛んでいます。この手のイベントはときどき行われているようですが、見たのは初めてだったので興奮しました。この後、吊り上げられた先頭車は中間車を飛び越え、写真の下のほうに見える台車と合体しました。

鉄道ファンから家族連れの「非鉄」までみんなが夢中になっていました。実演が終わった後には大きな拍手が起きました。

他にも電車と綱引き体験、制服を着て記念撮影、車掌体験など数多くの企画があり一日楽しめる内容でした。

とにかく普段見られないものをたくさん見ることができたので大満足でした。レポートは以上です。

これからも東山線は名古屋の大動脈として走り続けていってほしいですね。日進や名港などでまたこのようなイベントがあったら参加したいと思います。

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