東山線栄駅では壁面のリニューアル工事が進んでいます。ホームドア設置により広告が見づらくなったのと壁面自体の老朽化のためです。現在の壁面タイルは、意外かもしれませんが開業当初のものです。実に60年間も使われてきたことになるんですね。
引用名古屋市 調達情報サービス(クリックで拡大)
実際と同じ形にするとかなり横長になってしまうので3行で表示しています。上が現行、下がリニューアル後です。これを見ると工事完了後にはだいぶ雰囲気が変わりそうです。広告が大幅に上に位置するほか、黄色のラインカラーや駅名標の配置も刷新されそうです。
2番ホームでは古い広告枠が取り外されています。
そして新しい広告枠が登場。ホームドアの設置により見づらくなった広告が、写真の通り高い位置になっています。
今のところこの工事が行われているのは2番ホームだけです。1番ホームはこれまで通りですが、今後2番ホーム同様の工事が進められるものと思います。
駅案内は数年前に新しくなっています。余談ですが、私は現行の横一色線タイプより、右上の向かって伸びる斜めのタイプの方がデザイン的にカッコよくて好きでした。(他線ではまだ使用されています)
ただ壁面リニューアルに伴い駅案内も新型に変わる可能性があります。もしそうであれば、ぜひカッコいいデザインのものにしてほしいですね。
栄駅は、名古屋の大動脈である東山線のその心臓部とも言える場所なので、美装化はうれしい限りです。東山線は一部を除いて未だに古めかしいというか昭和な雰囲気の駅が多いので、この機会にリニューアルが進むといいですね。