8月19日、栄グローブ(ZARA名古屋店)が開業したのでさっそく様子を見てきました。場所はラシックの西側の街区の南西角です。
ZARAは以前、同じ場所で営業していたのですが、建物の老朽化に伴い2015年5月に一旦閉店。その後建て替えを経て栄の地に戻ってきたという経緯です。なので今回の開業を「復活」「リニューアル」と紹介しているメディアも多いようです。
店内の様子。開店初日だったので大混雑していました。新しいZARA名古屋店は単一店舗としては国内最大級の広さを誇るそうです。それをも埋め尽くすような人の波がすごかったですね。(写真はできるだけ人が写らないようにしているのでそれほどには見えませんが)
このように、新たな店が開業するとあちこちから人が集まる栄は、繁華街として確固たる地位を築いていると言えます。しかし、名駅が急速に勢いを伸ばしている今、この地位がずっと安泰とは言い切れません。街が人で賑わうには、現状維持ではなく、絶えず「新陳代謝」を図らなくてはならないのです。
そこで次に注目したいのが日本生命栄町ビル跡地です。以前は10階建てくらいのオフィスビルがありました。現在はほぼ更地になっていますが、跡地利用は発表されていません。(大丸松坂屋が専門店形態で出店という情報は日経新聞に出ていましたが真偽は不明)
こういった場合、跡地はとりあえずコインパーキングというのがよくあるパターンですが、ここは栄の中心の超一等地。それでは賑わい創出や美しい景観とは逆になってしまいます。
私は、上記の専門店出店はなかなかアリだと思います。栄という街のさらなる発展のために、ZARAに続く新しい店舗ができるといいですね。