先日、伊予銀行ビルの建て替え計画が明らかになりました。現在は3階建ての建物が10階建てに変わる予定です。詳細を見ていきましょう。
プレスリリースが出たのは4月28日でした。報道が出たのはGW明けだったこともあり少し遅くなってしまいました。
伊予銀行は文字通り愛媛県に本店を置く地方銀行です。名古屋の支店は丸の内の伏見通り沿い、日本銀行の南側のブロックにあります。
引用伊予銀行ニュースリリース(PDFファイル)
建て替え後のイメージはこちら。10階建ては現在の3倍以上です。推定45mくらいでしょうか。ガラス張りに縦のルーバーが入った現代的なデザインとなりそうです。
屋上の北西角に植栽が見えるのも気になります。オフィスワーカー向けのリフレッシュスペースでしょうかね。
左に少し見えているのが日本銀行。ここも一等地なので何らかの開発があるといいなあと思っています。
伊予銀行は新店舗への建替えに当たり、名古屋市の金融/オフィス街である伏見地区の立地を活かし、地域の賑わい創出や、業務・商業を中心とした都市機能の更なる高度化に貢献すべく、賃貸オフィスを併設したビルを建築するとしています。
低層部に店舗が入るのはいいですね。銀行は3時に閉まってしまいますから、都心の賑わいに一役買うことでしょう。
現在の様子です。スケジュールとしては、現店舗での営業は7月8日まで、その後建て替えに入り、2024年6月に完成予定となります。なお建て替え中は仮店舗への移転となります。場所は丸山ニッセイビル6階のようです。
設計施工は清水建設に決まっています。都心ではフコク生命やTIADなど同社の施工物件が増えており、存在感が増している気がします。
それほど大きな案件ではありませんが、街の賑わいと景観の向上に寄与するビルになりそうです。完成が楽しみですね。
コメント
高知出身ですが四国の地銀が名古屋でこのご時世に
10階建ての自社ビルとは思い切るなぁと印象
井の中の蛙的だが一応四国のNo.1ではあるけどね。
本社ビル相当もしくは高知県内トップの四国銀行本社を
超えているよ
規模は大きくないですが
伏見地区の景観がより良くなるような
いいビルですよね。