交通局は今後数年かけて東山線や名城線の特に古い駅を大規模改修する計画を立てています。そんな中、先日千種駅の大規模リニューアル計画が明らかになりました。今回は現在の千種駅の様子とリニューアルの概要をまとめます。
千種駅は実は平成の終わりごろにリニューアルされました。金城学院大学の学生とコラボして、おしゃれなベンチを置いたり、スタバを入居させたりするなどの改装が行われました。しかし大部分は手つかずで、期待されたリニューアルとは程遠い内容でした。
こちらがその象徴的な写真です。一部ではクオリティの高いリニューアルが行われました。右のトイレがそれです。以前(場所も変わりました)とは比べ物にならないくらい美しくなり、清潔感のあるトイレに生まれ変わりました。
しかし左側のコンコースはほぼそのまま。おしゃれなベンチを置いたりスタバを入れたりしても、大部分の壁や床が古いままでは駅全体のイメージは刷新できません。今なお千種駅は老朽化した駅という印象が強いです。
東改札付近です。中央線の乗り換え連絡にもつながるメインの改札ですが、昭和の景観です。壁の古い張り紙やむき出しの照明もその雰囲気に拍車をかけています。
それがリニューアルでこう変わります!これで初めてスタバが入っているにふさわしい駅になると言えます。
駅は多くの利用客の目に付く、都市の玄関に相当する部分です。それだけに今回のリニューアルはしっかりした内容のようでうれしいです。
コンコースです。右のようにベンチが設置されましたが床材がそのままのため全体として旧態依然というイメージです。
リニューアル後はヨリマチ伏見のようなクオリティを期待しています。店舗を配置することは難しいかもしれませんが、床材が美しくなるだけでも駅のイメージは変わります。
壁に貼ってあるスケジュールです。今月からおよそ2年間にわたって工事が行われます。出口も5番出口を除いてフルリニューアルされるようです。
ホームです。こちらも古い雰囲気ですが、明るい駅に生まれ変わります。パースは出ていませんが、2年にわたる期間が設定されているので、期待していいのではないでしょうか。
ついに本格的に生まれ変わることになった千種駅。前回の微妙なリニューアルの名誉挽回と行きたいところです。
また、今回のリニューアルの水準は、今後行われるであろう上前津などの大規模改修のクオリティを示すことになると思われます。今後に期待ですね。
コメント
スタバのあるエリアは据え置きですよね?
つぎはぎみたいでかえって残念な感じになってたので良かったです。