豊橋駅前大通二丁目地区再開発は、老朽化していた名豊ビルなどの跡地に、2棟のタワーマンション(東棟、西棟)を建設する再開発事業です。東棟は地上24階で商業、業務、図書館、住宅(129戸)で構成され、西棟は地上20階で商業と住宅(約90戸)が入る予定です。
2018年12月19日に起工式が行われ、現在は工事が進められています。東棟が先行して2021年6月の竣工、西棟はその後の2022年2月に着工し、2024年9月の竣工を目指します。
前回、富士山世界遺産センターを紹介しましたが、これはその途中に撮影したものです。以前の様子はこちらから。
地上躯体が登場しました。ただ、前回取材からかなり空いた割にはペースは遅めです。低層部は複雑な形状なので時間がかかっているのでしょう。マンション部分に入ればもう少し伸びるスピードが上がると思われます。
西側から見た様子です。こちらはまだ躯体が地上に出ていません。
左の建物は開発ビルで、現在工事中の区画が完成後、取り壊されて再開発に入ります。
南西側から見た様子です。左の道を行った先には完成するマンションのギャラリーが設置されていました。東愛知新聞によると、タワマンは「THE TOWER TOYOHASHI」の名前で販売を開始していているそうです
最後は敷地の向かいの「ほの国百貨店」です。名駅などへの客流出やネットショッピングの台頭による売り上げ減少、さらに建物老朽化に伴う耐震補強を迫られるなど、幾多の困難に直面しながらここまで営業を続けていましたが、ついに今後は事業を継続していくのは難しいとの判断がなされ、今年度中に閉店することになりました。
東三河唯一の百貨店の閉店は本当に残念です。閉店後のビルは解体される方針ですが、跡地の再開発は決まっていません。
豊橋中心部の動きに今後も注視していきたいと思います。