名鉄犬山線布袋駅高架化工事の状況 2019.8

名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。

布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了しました。現在は上り仮線の撤去が終わり下り高架線を建設段階に入っています。

前回から5か月半ぶりの取材です。

南側を見た様子です。高架がほぼ建ち上がって完成しています。手前に1線できる予定の留置線は、下り側の1面2線を完成させてから現ホームを取り壊し、後で施工するものと思われます。

工事中の下り高架線を見ます。建ち上げは終わり、コンコースやトイレなど内装工事段階に入っているものと思われます。

完成している上り高架線に上がってホーム南端付近を見ます。右側が工事中のホーム。既に形になっており、点字ブロックや各種掲示をすれば完成となります。

ホーム中ほどです。階段やエスカレーターを設置するため大きな穴が開いています。

もう少し北へ行くとまだコンクリートを流し込む段階の箇所がありました。

ホーム北端付近では高架がまだ繋がっていない箇所があります。ただしそれはここだけ。他は全ての区間で高架が完成しつつあります。

布袋駅の高架化は最終段階に差し掛かっています。順調に行けば今年度中の供用開始となるでしょう。

その後は留置線の施工や駅周辺の再開発が続きます。布袋駅の変化をもう少し見届けようかと思います。