ささしまライブの南側では、中川運河の船だまりを利用した親水空間が整備されています。
この付近は長らく、倉庫が立ち並ぶ薄暗いエリアでした。また船だまりは夏になると魚の死体が浮き悪臭を放っていました。この付近に近づく人はほぼ皆無とってよい状況だったのです。
それがささしまライブの再開発に合わせて、見違えるようにきれいに整備されました。護岸は遊歩道が整備され、近くには芝生広場が設けられました。その様子を見ていきましょう。
以前は倉庫群に隠れて見えなかった新幹線のガードが見えています。水質も以前と比べると大幅に改善しています。
ここは船の発着場になるものと思われます。中川運河には現在も不定期的に船が運航していますが、これが完成すればささしまライブにも乗り入れることになるでしょうね。
名古屋高速の高架下には水が流れる仕掛けもあります。夜にはライトアップもあるようです。名古屋の都心には水を使った仕掛けがほとんどないので、こういうのは嬉しいです。
ただ、きれいに整備されている割には人が少ない気がします。この親水空間は、高速の高架やその下に残る倉庫によって、グローバルゲートなどがある北側と分断されている感じが強いです。私もここは心理的距離を結構感じます。まあ高速のほうが先にあったので仕方がないのですが・・・
愛知大学の夏休みが終わり、グローバルゲートが開業し、定期船が就航すれば、もっと人は増えるかもしれません。今後に期待したいです。
コメント
まさに名古屋の欠落した一面ですね。これでは整備されても只の岸壁です。例えば、東京お台場はどうでしょう?あのエリアは何もない未開発エリアでしたが、フジテレビの大規模なイベント施策や海岸整備で観光コンテンツに変貌しました。同じく中京テレビがイベントを行ってますが栄で行われてるイベントに比べると勢いにかなりの差を感じます。愛知大学やモード学園、美容専門学校等、イベント効果をよりアップしてくれる年齢層が身近にいるにも関わらず有効利用していないと思われます。では、名古屋駅からのアクセスだけの問題でしょうか?あおなみ線もあります。何処でやるかではなく盛り立てるコンテンツの問題だと思います。グローバルゲートやマーケットスクエア等の商業施設を巻き込んだ一体イベントが必須であるのではないでしょうか?