3月25日、栄の噴水南のバスターミナルが移転しました。これは久屋大通公園の再整備に伴うもので、三越と中日ビルに挟まれた貴重な土地をバスターミナルではなく、賑わいの広場に変えるプロジェクトです。
移転後はオアシス側の路上停に集約され、2箇所に分散していた栄のバスターミナルが集約されることになります。
3月上旬の景色です。バスが停まっています。
現在はここに乗り入れるバスが無くなり、かなり殺風景になっています。
奥の中日ビルもまもなく解体です。この付近の景色は一変することになります。
今回の最優秀提案者は中日ビルや三越を中心とする企業連合です。広場全体はネーミングライツにより「ミツコシマエヒロバス」に決定しています。なお、次点提案者は大丸松坂屋のグループでした。
引用名古屋市 栄バスターミナル(噴水南のりば)跡地暫定活用事業提案の選定結果
賑わい広場はスポーツをテーマにしていて、低層の店舗やトラックが整備されます。2020年東京オリンピックの際はライブビューイングの会場としても使われる予定です。
南側に設置される低層店舗です。透明感のある素材やテラス席も用意され、開放的な雰囲気です。みんなにやさしい、便利で快適な場所であり、周囲の街並みと記憶を活かした、魅力的な空間が創造されます。
なお、今回の計画は久屋大通公園再整備の中では暫定的な位置づけです。2020年の1月に開業し、2022年度末までの3年間利用が計画されています。
移転先のバス停(降車)です。オアシスには入りきらないため路上停として整備されました。乗車は久屋大通公園側にあります。
久屋大通公園そのものも仮囲いに囲まれて工事が始まっています。先行する北エリアではテレビ塔を映す長い水盤や低層の店舗が整備されます。
整備内容の詳細はこちらをどうぞ。
閉鎖した中日ビルから見た久屋大通公園リニューアル工事の様子です。さかえ川があったあたりもバリバリ工事をしています。木の密度も以前と比べて減っています。
栄の街はかつての大型ビルの解体と共に、憩いの場である久屋大通公園も大きく姿を変えることになります。新たな賑わい拠点の創造に期待したいです。
コメント
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00197847-nbnv-l23
30年後の栄の予想図。
思ったより高層ビルが少ないように感じるけど、右の中日ビルらしき建物の周辺が高層ビルになると予想されてますね。明治安田生命のビル辺りかな。
所詮、予想図ですし本当にそうなるのでは無いですけど、もっと高層ビルが増えて欲しいと思います。
中日ビル、53年間お疲れ様でした。なんかホントに無くなっちゃうですね、寂しさもありますがあんまり実感がないというかなんというか。
久屋大通公園南エリアは暫定利用後の開発が凄く楽しみです。様々なアイデアを出し合ってここに新たな名古屋の「らしさ」を創造して欲しいです。
一方で栄三越(オリエンタルビル)は中日ビル以上の古参ですが元気ですね。札幌と福岡にも閉店の噂が流れる中、今後三越の地方店で生き残れるのはここと仙台くらいかも知れません。
オアシスがインスタスポットとなり、インバウンドの観光資源だけにこの地域の今後の発展には注目しています。
最初に完成した時にはそんなにいいと思わなかったのに、わかりませんね。