6月25日、名鉄と三菱倉庫はJPタワー裏で建設予定の「名駅一丁目計画」の概要を発表しました。
新ビルは地上14階建て、延べ1万9000平米、高さは不明です。1階と2階は店舗、3階以上はオフィスとなります。着工は今秋、2020年夏ごろの完成を目指します。
引用名鉄・三菱倉庫プレスリリース(PDFファイル)
新ビルのパースです。新ビルの商業施設はJPタワーのデッキとつながるようですね。どんな雰囲気になるのか楽しみです。最高高さは65mくらいでしょうか。
三菱倉庫が現在入っているダイヤビルはリニア工事の用地の対象となるため、完成後はこのビルに移転します。名鉄も再開発に伴って一部はこのビルに移転するのかもしれません。
3か月前に取材した際は敷地北側に廃屋が残っていました。
現在の様子です。北側の廃屋はすっかり取り壊され、土地が集約化されました。また中途半端な感じになるかと思ったのですが安心しました。
JPタワーのデッキから見ます。ここから新ビルの商業施設につながるのですね。
南側には住宅が1軒あります。なんとこれは新築(!)です。よくこんなところに住もうと思いましたね・・・
コメント欄では今回の計画に対しても「残念だ」とか「愚策だ」という声が多いようですが、個人的にはそこまで酷くはないと思っています。敷地は三井ビル北館のような表通りの超一等地ではないですし、レンタカー屋の部分を全て集約化しても200m級は厳しいでしょう。むしろ名鉄にしてはまあまあだな、という印象です。
コメント
ただ、これが東京だったら…と想像すると名古屋にひけを感じてしまうものです。リニアが来るからこそ、高層化の輪を広げるべきであり、ここら辺で押さえるのには勿体なさを感じます。何よりも、容積率の緩和を一切使わないなんて、言葉がないです。
これはこれで良いと思います
この先は栄に期待するしかないのか、、、
もしかしたら新築の家があるため間の道路を無くす事が出来ず、一体開発を断念した可能性もあるかもしれませんね。
名古屋らしい再開発っていうのが感想です。表通りではないと言えども駅西への繋がる道であり、そもそも表通りじゃないからというのは正論とは言えないでしょう。外れの土地ではなく名駅直近の土地である事。緩和策をフルに活用したら100m超えはいけたはず。後は、魅力ある商業施設が入ってくれる事に微かな期待を抱きます。やっぱ名鉄では・・・
新築の家の手前に名鉄の函体が横切っているので、パースで見える側の反対側はビルが斜めにカットされた形になるのかもしれないですね。新築の家への道が必要なら、この名鉄線の上に道路を移設すればいいわけで、一体での再開発はただ単にヤル気がなかっただけだと思います。
名鉄さんに再開発について意見提案というか、質問をメールでしてみたけど、丁寧に対応していただけて、満足。内容については伏せますが。まあ一人の一般人が提案したからといって規模拡大なんてほぼ無理ですけど、我々の考えも伝えることが大事ですから。