名駅西口の広場の再整備が進んでいます。アジア大会までに雲形の屋根を設置して、一部施設を移転させて開放的な空間を作る計画です。
市は南北に高層ビルを整備する計画ですが、それは今後の話でまだ具体的な内容は決まっていません。今回の雲形屋根整備は暫定的なものです。
移転するのは主にハイウェイバス乗り場と交番です。太閤通口を出るとこれらの存在で視界と動線が妨げられています。左に見えているのは新設中の交番です。そして右に見えるのがバスの待機空間です。
ハイウェイバス乗り場には既に仮囲いが設置されて撤去工事が始まっています。交番も新しい建物が完成すれば近く移転することになるでしょう。
エスカへの入り口は残りますが、それ以外がなくなることにより開放感がアップし、広々とした空間となることが期待されます。詳細な整備内容はこちらから。

ただし、これはアジア大会までの整備予定でしたが、今年2月の東海テレビの報道によると、整備が間に合わないようです。建設に高騰と入札の不調が原因のようです。とりあえずバスと交番をどかすのは間に合いそうですが、屋根や広場の整備は2027年以降となる見込みです。
最後は新しいハイウェイバス乗り場です。かなりコンパクトになりました。必要最低限の空間、席数となっています。
これもあくまで暫定といった感じです。順を追う必要がありますが、最終的には恒久施設として駅西のツインタワー計画の低層部に入るとか、そういう形が望ましいと思います。ただし具体的な動きはないと思われます。実現するとしたらこの感じだとどんなに早くても2040年くらいでしょうね。