JR東海は刈谷駅のホームの拡張工事を行います。利用客数の割に狭い現在のホームを大幅拡張すると共に、エスカレーターの増設や地域交流施設の設置など、利便性の向上が図られます。
計画そのものは3年ほど前に発表されました。下りホーム2022年度完成、上りホーム2024年度完成です。動きが出てきましたのでその様子をお伝えします。
前回から9か月ぶりです。
上から見た様子です。前回から大きな変化はありません。だんだん日が沈むのが早くなってきたので日陰の時間が長くなってきました。撮影には厳しい季節です。
現状左の下りホームは一部拡張が完了、エスカレーターなどを増設中。右の上りホームはようやく拡張用地が捻出できたため、今後線路を移動させ本格的に工事に入るものと思われます。
工事のため一部の通路が閉鎖されています。完成後はロの字型のコンコースができます。改札から入って名古屋方面にも豊橋方面にも行きやすくなります。
上り線エスカレーター増設の様子です。養生されています。供用開始はそれほど遠くないものと思われます。
上り線の拡張用地です。右下にわずかにフェンスが見えています。ここが現状の線路の位置なので、これが6m強ずれてきます。
それでも敷地は余るのでそれほど大きくはなくても何か商業施設ができてほしいと思います。資料には「魅力ある複合的な駅前空間づくりを検討」とありました。
2026年度まで予定とあったので、2027年3月くらいまでかかるかもしれません。となると完成までまだ2年半ありますが、今後も安全性向上のための工事が順調に進んでほしいと思います。